特許
J-GLOBAL ID:200903006547021448

内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-293380
公開番号(公開出願番号):特開平6-241109
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の失火を常に精度良くかつ確実に検出することができる。【構成】 回転角センサ6の出力に応じて各気筒毎に爆発行程における平均回転数ωn をECU9で求める。次に、爆発行程が連続する各気筒の平均回転数ωnの偏差(第1の変動量ωn-1 n )とこれより360°CA前の連続する気筒の平均回転数の偏差(第2の変動量ωn-4 n-3 )を求めて平均回転数変化量Δωn を設定する。そして、このΔωn と失火判定値CKとを比較し失火を検出する。さらに、機関回転数Neとωn との差が所定変動幅REF1よりも大きいとき、このωn が算出された気筒を次の点火周期において強制失火させる。この強制失火時に算出されたΔωn を失火判定値RCと比較することにより360°CA離れた気筒の失火を検出する。これにより内燃機関の失火を常に精度良くかつ確実に検出する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に応じて所定の回転角度毎に回転信号を出力する回転信号出力手段と、前記回転信号出力手段の出力信号に基づき各気筒の爆発行程における所定回転角度間の回転に要した時間を計測することにより定まる実測値を求める実測値演算手段と、前記実測値演算手段の演算結果に基づいて、前記爆発行程が連続する2つの気筒間の実測値の偏差を求めることにより第1の変動量を設定する第1の変動量設定手段と、前記回転信号出力手段および前記実測値演算手段からの情報に基づいて、前記第1の変動量設定手段で用いた実測値よりクランク角360度前における2つの気筒間の実測値の偏差を求めることにより第2の変動量を設定する第2の変動量設定手段と、前記第1の変動量と前記第2の変動量とに基づいて前記内燃機関の失火を検出する第1の失火検出手段と、前記内燃機関の各気筒を失火させる失火手段と、前記失火手段によって前記内燃機関の気筒を失火させたときに、前記第1の変動量設定手段において設定される前記第1の変動量と、前記第2の変動量設定手段において設定される前記第2の変動量とに基づいて算出される算出値を設定値と比較し、前記内燃機関の失火を検出する第2の失火検出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 17/00 ,  G01M 15/00

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