特許
J-GLOBAL ID:200903006551694686
デュアル圧力タービン
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346133
公開番号(公開出願番号):特開平6-026400
出願日: 1985年01月14日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】エンジンの発生する熱を利用して,有効な仕事を行うためのデュアル圧力タービンを駆動するガスを発生させる,排気装置の熱交換器内部のすすや酸化物の層を殆ど除去し得る熱回収装置の提供。【構成】エンジンのオイル冷却装置からの熱エネルギを,排気装置の熱交換器に到達する前の,デュアル圧力タービン駆動用流体の全てを予熱するのに利用する。さらに,エンジンのジャケットウオータからの熱エネルギは,予熱された流体の一部をガスに転換するのに使用される。上記熱交換器は残りの流体をガスに転換し,そのガスをより高い設定温度まで過熱する。デュアル圧力タービン100の第1の段120は,過熱されたガスを受け入れて,このガスを超音速でローター124のブレード126に向けて送り出す。第1の段から排出されるガスとより低い設定温度で過熱されたガスは,制御可能な状態で且つほぼ分離された状態で,ほぼ同一の流速で第2の段150に送り出される。
請求項(抜粋):
内部を流通するガス流量に応じて出力を発生するデュアル圧力タービンであって:設定高圧力で設定高温に過熱されたガスの供給源に接続するように構成された第1の入口ポートを有するハウジングと;第1のローター室と,外周に複数のブレード群が固着され,回転可能に第1のローター室内に配置された第1のローターと,複数の第1のブレード群のうちの設定された数のブレードに隣接した第1のローター室と第1の入口ポートとを相互接続する複数本の第1のノズル群と,少なくとも設定された数のブレードに隣接した第1のローター室に接続された出口通路とを備え,ハウジング内に形成されている第1の段と;第2のローター室と,外周に複数のブレード群が固着され,回転可能に第2のローター室内に配置され,第1のローターに駆動的に接続された第2のローターと,複数の第2のブレード群に隣接した第2のローター室に開口し,等しい間隔に配列された複数本の第2のノズル群と,第2のローター室に接続された出口通路とを備え,ハウジング内に形成されている第2の段と;ハウジング内に配置され,設定高圧より低い設定圧力で設定高温よりも低い温度まで過熱されたガスの供給源に接続するように構成された第2の入口ポートと;第2の入口ポートを複数本の第2のノズル群に接続して,第2のガス供給源からのガスを,設定流速で第2のノズル群に対してほぼ材軸方向に向けて供給するようになっている第1の通路手段とを備え,前記第1の通路手段は,ハウジング内に形成されて第2の入口ポートを複数本の第2のノズル群に接続する円弧状のスロットを有しており;さらに,第1の段の出口通路を複数本の第2のノズル群に接続して,第1の段の出口通路からのガスを,第2の供給源からのガスの設定流速とほぼ同一の流速で,複数本の第2のノズル群に向けてほぼ材軸方向に供給するようになっている第2の通路手段を備え,前記第2の通路手段は,ハウジング内に形成されて第1の段の出口通路を複数本の第2のノズル群に接続する第2の円弧状スロットを有しており,前記第1及び第2の円弧状スロットは,ガスを複数本の第2のノズル群に向けてほぼ材軸方向に供給するように構成されており,この材軸方向においては,第2の入口ポートからのガスの流速がほぼ設定流速に至るまで加速されるように,第1の円弧状スロットの断面積が第2の入口ポートと第2のノズル群の間で連続的に減少しており,また,第1の段からのガスの流速がほぼ設定流速に至るまで減速されるように,第2の円弧状スロットの断面積が第1の段の出口通路と第2のノズル群の間で増加していることを特徴とするデュアル圧力タービン。
IPC (4件):
F02G 5/04
, F01K 23/06
, F02G 5/00
, F28D 21/00
引用特許:
前のページに戻る