特許
J-GLOBAL ID:200903006551907493

3次元図形隠面消去処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184728
公開番号(公開出願番号):特開平10-031755
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明の3次元図形隠面消去処理装置は、隠面消去処理の対象となるポリゴンの数を、ジオメトリ処理およびレンダリング処理の前に減らすことによって、画像処理を高速化することを目的とする。【解決手段】 モデリング変換設定部2は、図形データ記憶部1に記憶された3次元図形を座標変換するマトリクスデータをモデリング変換記憶部4に記憶する。射影変換設定部3は、透視射影の視線ベクトルまたは平行射影の視線ベクトルと、ポリゴンの法線ベクトルとの内積を求めるための演算式を射影変換記憶部5に記憶する。後方面廃棄処理部6は、射影変換記憶部3およびモデリング変換記憶部4の記憶内容に基づき、ポリゴンの法線ベクトルと視線ベクトルとの内積の符号を求め、ポリゴンが前方面か後方面かを判別し、隠面消去処理の対象となるポリゴンを廃棄して出力し、ジオメトリ/レンダリング処理部7にてジオメトリ処理およびレンダリング処理を行う。
請求項(抜粋):
3次元図形を立体画像処理する装置において、3次元図形を構成するポリゴンの各頂点座標を記憶する図形データ記憶手段と、この図形データ記憶手段に記憶された3次元図形を、視点を基準に幾何変換するためのマトリクスデータを出力するモデリング変換設定手段と、このモデリング変換設定手段の出力を記憶するモデリング変換記憶手段と、前記データ記憶部に記憶された3次元図形を構成するポリゴンの頂点に対する、前記視点からの透視射影の視線ベクトルまたは平行射影の視線ベクトルと、前記ポリゴンの法線ベクトルとの内積を求めるための演算式を出力する射影変換設定手段と、この射影変換設定手段の出力を記憶する射影変換記憶手段と、この射影変換記憶手段および前記モデリング変換記憶手段の記憶内容に基づき、前記視線ベクトルとポリゴンの法線ベクトルとの内積の符号を求め、この内積の符号によって前記ポリゴンが視点の方に表側が向いている前方面か裏側が向いている後方面かを判別して、前記図形データ記憶部に記憶された3次元図形を構成するポリゴンから隠面消去処理の対象となるポリゴンを廃棄する後方面廃棄処理手段と、この後方面廃棄手段によって後方面を廃棄された3次元図形データをジオメトリおよびレンダリング処理を行うジオメトリ/レンダリング処理手段とを具備することを特徴とする3次元図形隠面消去処理装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 隠面処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-081264   出願人:株式会社リコー

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