特許
J-GLOBAL ID:200903006554966830

車両用ヒートポンプ式冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245502
公開番号(公開出願番号):特開平7-096739
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 車室外熱交換器に寝込んだ冷媒量の多少によらず、暖房運転時のサイクル内の冷媒量を最適冷媒量の範囲内に収める。【構成】 冷房運転時に冷媒を少なくとも車室外熱交換器(38)を経由して膨張弁(34)に導入し、暖房運転時に冷媒を車室外熱交換器(38)を回避して膨張弁(34)に導入する車両用ヒートポンプ式冷暖房装置において、膨張弁(34)とコンプレッサ(31)との間に、少なくとも車室外熱交換器(38)の内容積よりも大きな内容積を有するアキュムレータ(91)を接続する。そして、暖房運転開始時に、吸熱用車室内熱交換器(35)の作動圧力または作動温度に応じて膨張弁(34)を開き気味に設定し、吸熱用車室内熱交換器(35)の作動圧力が設定圧力まで上昇した際、または吸熱用車室内熱交換器(35)の作動温度が設定温度まで上昇した際に膨張弁(34)の開き気味の設定を解除する。
請求項(抜粋):
冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を送風手段によって導入された空気に放熱して温風を作る放熱用車室内熱交換器と、この放熱用車室内熱交換器の冷媒流出側に接続されて、冷媒を断熱膨張させる膨張手段と、この膨張手段の冷媒吐出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側との間に挿入接続され、送風手段によって導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および放熱用車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段を通して供給された冷媒に吸熱して冷風を作る吸熱用車室内熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時に少なくとも前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時に前記車室外熱交換器を回避させて前記放熱用車室内熱交換器に導入する冷媒流路切換手段とを備え、前記膨張手段の冷媒流出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側との間に、前記車室外熱交換器の内容積よりも大きな内容積を有するアキュムレータを接続し、前記膨張手段は、暖房運転開始時に、前記吸熱用車室内熱交換器の作動圧力または作動温度の低下に応じて強制的に開度を増大することを特徴とする車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
IPC (4件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/22 ,  F25B 1/00 101 ,  F25B 13/00 361

前のページに戻る