特許
J-GLOBAL ID:200903006562201029

マニホールドとの相関関係を有した戻しなし燃料システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-003919
公開番号(公開出願番号):特開平7-224740
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 通常の運転条件下で燃料レール中の望ましい圧力を限定規制でき、蒸発ガスが生成せず、戻しなし燃料システムで使用できる、自動車機関用の燃料圧レギュレータを提供する。【構成】 第1室120と第2室109間に柔軟なダイアフラムを有するハウジング100を備えており、第2室は、燃料ポンプ82からの燃料を受け、ばね付勢されたバルブ104及び引き出し通路114を備え、機関と連続的に連通し、減速中や停止中に燃料加熱により起こる燃料膨張を蓄積する。第1室は連続的に吸気マニホールド22と連通し、噴射器通過時の燃料の圧力低下がほぼ一定の状態で燃料噴射器30に燃料を供給されるようにする。燃料吸い込み部102において、過剰圧抜きバイパス型レギュレータ90が圧力に反応し、燃料をリザーバに戻す。バイパス型レギュレータのスイッチはパルス幅モジュレータ96を介して作用し、過剰圧力をポンプ駆動に反映する。
請求項(抜粋):
空気取り込みマニホールドおよび少なくとも一つの燃料噴射器を備えた内燃エンジン用戻しなし燃料送りだしシステムのための燃料圧レギュレータ構成物において、前記レギュレータが、:第1室および第2室を有するハウジング;ほぼ対向しあう面を有し、この対向面のうち一面は前記第1室のみと連通し、もう一方の面は前記第2室のみと連通し、この第1室および第2室と協働する柔軟なダイアフラム;前記第1室および第2室のうち一室はエンジンの空気取り込みマニホールドと連続的に連通するための通路を有し、他方の室は自室に燃料を供給するための吸い込み部と燃料をエンジンの少なくとも一つの燃料噴射器に供給するためにその噴射器と連続的に連通している引き出し部を有する、前記第1室及び第2室;前記吸い込み部と結合し、開いた状態および閉じた状態に動くことが可能で、前記吸い込み部を通って前記他方の室に入る燃料の流れを制御する第1バルブ;前記ダイアフラムおよび前記第1バルブのうちどちらか一方に、共同して動けるように搭載され、前記第1バルブを開閉する作動ピン;および前記ダイアフラムを前記第1バルブに向かって片寄せるように付勢する第1ばねを有し、通常操作条件の下では、前記ダイアフラムが前記バルブを作動させ前記の一つあるいはそれ以上の噴射器通過時の圧力低下を実質的に一定に維持し、そして前記バルブが閉じて噴射器とバルブの間にトラップされた燃料の容積が膨張したとき、ダイアフラムが前記バルブから離れてはずれることにより燃料の膨張を収容するようになっており、さらに前記他方の室の前記吸い込み部と連通するポンプ引き出し通路を有する燃料ポンプ;および前記ポンプ引き出し通路と連通し、前記他方の室内の過剰圧力に対応して前記第1バルブが開いたとき、前記ポンプからの燃料がバイパスして流れ込むバイパス通路を有することを特徴とする燃料圧レギュレータ装置。
IPC (3件):
F02M 69/00 340 ,  F02M 69/00 ,  F02M 37/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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