特許
J-GLOBAL ID:200903006564723979

シーム溶接品質管理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-266738
公開番号(公開出願番号):特開平6-087081
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 シーム溶接動作と同時にシーム溶接部の溶接品質判定を行うシーム溶接品質管理方法及び装置を提供する。【構成】 金属板を重ねシーム溶接する方法において,シーム溶接用電極輪の後方部位に超音波検知手段を設け,この検知手段が先行する前記電極輪によって溶接された突合わせ部を追尾しながらその溶接部の超音波反射率を時々刻々に検出し,その検出した超音波反射率が予め設定した基準値を越えたとき(又は越えなかったとき)に外部へ出力信号を発する。これにより,従来のような抜き取り検査方式に比べ,溶接中に溶接品質の良否判定を即座に行うことができる。また溶接部全範囲の探査が容易になり,溶接品質管理精度を向上する。また非破壊検査であるから特別な検査工程や設備が要らなくなる。シーム溶接機の溶接品質管理装置として構造簡単,安価に製作できる。
請求項(抜粋):
2枚の金属板を所定量だけ重ね合わせ,その重ね合わせて形成した突合わせ部を一対のシーム溶接用電極輪で挟持し,かつこの電極輪に溶接に要する加圧力と電流を与えてこれを回転駆動しながら突合わせ溶接するシーム溶接方法において,前記電極輪の後方部位に超音波検知手段を設け,この検知手段が先行する前記電極輪によって溶接された突合わせ部を追尾しながらその溶接部の超音波反射率を時々刻々に検出し,その検出した超音波反射率が予め設定した基準値を越えたとき(又は越えなかったとき)に外部に出力信号を発するようにしたことを特徴とするシーム溶接品質管理方法。
IPC (3件):
B23K 11/24 350 ,  B23K 11/06 340 ,  B23K 11/25 514

前のページに戻る