特許
J-GLOBAL ID:200903006576075913

水素吸蔵合金を利用した熱利用システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099152
公開番号(公開出願番号):特開平11-294888
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 セル回転式および弁回転式のものは出力が一定であるため、負荷が下がるとヒートポンプ作動が行えなくなる不具合があった。【解決手段】 冷房装置のヒートポンプサイクルを制御する制御装置6に設けられた回転制御手段6aは、室内冷房に使用された冷熱出力水の戻り温度を温度センサOSで検出し、冷房負荷の低下により戻り温度が低下した場合は、セル回転速度を遅くして出力を低下させる。すると、室内温度が上昇して冷熱出力水の戻り温度が上昇し、安定したヒートポンプサイクルを得ることができる。また、冷熱出力水の戻り温度が低下した場合は、制御装置6に設けられた放熱ファン速度制御手段6bおよび燃焼量制御手段6cが加熱水および放熱水の温度を下げるため、これによっても安定したヒートポンプサイクルを得ることができる。
請求項(抜粋):
水素吸蔵合金の水素の放出時の吸熱、あるいは水素の吸蔵時の放熱を利用した水素吸蔵合金を利用した熱利用システムであって、水素通路で連通された複数の容器内に水素平衡圧力が異なる水素吸蔵合金を封入した複数のセルと、この複数のセルを回転移動し、前記複数の容器に触れる熱媒体を変更させるセル回転手段と、前記水素吸蔵合金を利用した熱利用システムによる冷却負荷あるいは加熱負荷を検出する負荷検出手段と、この負荷検出手段の検出値に応じた前記セルの回転速度が得られるように前記セル回転手段を制御する回転制御手段と、を備えることを特徴とする水素吸蔵合金を利用した熱利用システム。
FI (2件):
F25B 17/12 M ,  F25B 17/12 Q

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