特許
J-GLOBAL ID:200903006584654930

熱可塑性樹脂用低揮発性難燃剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 秀岳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-207136
公開番号(公開出願番号):特開平10-045946
出願日: 1996年08月06日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 長期間連続成形を行なってもモールドディポジットが発生しない耐衝撃性、耐熱性、及び流動性の優れた難燃性樹脂組成物を可能にする、熱可塑性樹脂用低揮発性難燃剤及び樹脂組成物の提供。【解決手段】 下記式(1)で示される難燃剤であって、前記難燃剤がアルミニウム、マグネシウム、ナトリウム、アンチモンから選ばれる一種または二種以上を総原子重量で1〜1000ppm含有することを特徴とする熱可塑性樹脂用低揮発性難燃剤。【化1】(式中、a、b、cは1から3、R1、R2、R3は水素または炭素数が1から30の炭化水素であり、化合物全体として、置換基R1、R2、R3の炭素数の合計が平均25.1から40である。ここで、異なった置換基を有する、複数の芳香族リン酸エステルからなる場合には、上記難燃剤の置換基R1、R2、R3の炭素数の合計は、数平均で表し、上記難燃剤中の各芳香族リン酸エステル成分の重量分率と、各成分の置換基の炭素数の合計との積の和である。)
請求項(抜粋):
下記式(1)で示される難燃剤であって、前記難燃剤がアルミニウム、マグネシウム、ナトリウム、アンチモンから選ばれる一種または二種以上を総原子重量で1〜1000ppm含有することを特徴とする熱可塑性樹脂用低揮発性難燃剤。【化1】(式中、a、b、cは1から3、R1、R2、R3は水素または炭素数が1から30の炭化水素であり、化合物全体として、置換基R1、R2、R3の炭素数の合計が平均25.1から40である。ここで、異なった置換基を有する、複数の芳香族リン酸エステルからなる場合には、上記難燃剤の置換基R1、R2、R3の炭素数の合計は、数平均で表し、上記難燃剤中の各芳香族リン酸エステル成分の重量分率と、各成分の置換基の炭素数の合計との積の和である。)

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