特許
J-GLOBAL ID:200903006585241575

低光沢仕上コーティングを製造するための粉体熱硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-525494
公開番号(公開出願番号):特表2001-527116
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】本発明は、(a)カルボキシル基を含み、イソフタル酸およびネオペンチルグリコールが豊富で、所望によりポリカルボン酸または少なくとも3個の官能基を含むポリオールにより分枝されたアモルファス・ポリエステルと、(b)直鎖を有する1または数種の飽和脂肪族ジカルボン酸から、および直鎖を有する数種の飽和脂肪族ジオールから製造され、所望によりポリカルボン酸または少なくとも3個の官能基を含むポリオールにより分枝され、少なくとも40°Cの融点(Tm)を有し、5〜50mgKOH/gの酸価を有する、カルボキシル基を有する半結晶性ポリエステルと、(c)架橋剤とを含む粉体熱硬化性コーティング組成物に関する。その組成物は、ASTM D 523基準に従って60°の角度で測定されたその光沢が常に50%以下であり、半光沢または艶消しコーティングである優れた性質のコーティングを与える粉体塗料およびワニスを製造するために有用である。
請求項(抜粋):
バインダーとして、アモルファス・ポリエステルと、半結晶性ポリエステルと、架橋剤とのブレンドを含む熱硬化性粉体コーティング組成物であって;そのバインダーが、 (a)55〜100モル%のイソフタル酸、0〜45モル%のイソフタル酸以外の少くとも1個のジカルボン酸、および0〜10モル%の少くとも3個のカルボキシル基を含むポリカルボン酸を含む酸成分と;60〜100モル%のネオペンチルグリコール、0〜40モル%のネオペンチルグリコール以外の少くとも1個のジヒドロキシレート化合物、および0〜10モル%の少くとも3個のヒドロキシル基を含むポリヒドロキシレート化合物を含むアルコール成分とから製造された、イソフタル酸に富むカルボキシル基を含むアモルファス・ポリエステルであって;前記アモルファス・ポリエステルが少くとも50°Cのガラス転移温度(Tg)と、15〜100mgKOH/グラムの酸価を有するものと; (b)(b1)4〜16個の炭素原子を有する直鎖を有する飽和の脂肪族ジカルボン酸から;2〜16個の炭素原子を有する直鎖を有する飽和の脂肪族ジオールから;および、所望により少くとも3個のカルボキシル基を含むポリカルボン酸から、または少くとも3個のヒドロキシル基を含むポリオールから; または、 (b2)ジカルボン酸の合計から計算された、10〜16個の炭素原子を有する直鎖を有する飽和の脂肪族ジカルボン酸の40〜100モル%から、および、4〜9個の炭素原子を有する直鎖を有する脂肪族ジカルボン酸の0〜60モル%から、3〜16個の炭素原子を有する脂環式のジオールから、および、所望により少くとも3個のカルボキシル基を含むポリカルボン酸から、または少くとも3個のヒドロキシル基を有するポリオールから、のいずれかから製造されたカルボキシル基を含む半結晶性ポリエステルであって、前記半結晶性ポリエステルが少くとも40°Cの融点(Tm)と、5〜50mgKOH/グラムの酸価を有するものと; (c)架橋剤と、を含むことを特徴とする熱硬化性粉体コーティング組成物。
IPC (3件):
C09D167/00 ,  C09D 5/00 ,  C09D 5/03
FI (3件):
C09D167/00 ,  C09D 5/00 Z ,  C09D 5/03
Fターム (7件):
4J038DD001 ,  4J038DD061 ,  4J038GA06 ,  4J038KA03 ,  4J038MA02 ,  4J038MA13 ,  4J038NA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 被覆用粉末熱硬化性組成物
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-520804   出願人:ユセベソシエテアノニム
  • 粉体塗料用樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-138239   出願人:日本エステル株式会社
  • 特開昭50-016722
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