特許
J-GLOBAL ID:200903006589481465

移動体通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-160310
公開番号(公開出願番号):特開2004-363979
出願日: 2003年06月05日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】従来の移動体通信システムでは、無線リソースが逼迫したときの無線リソースを確保することが困難であり、また、無線リソース確保と呼切断処理回避とを同時に行うことができない。【解決手段】無線基地局制御装置12は各無線基地局13〜16から送られた無線リソースの状態がある閾値を越えた場合、無線リソースが逼迫したと判断して、ダイバーシティハンドオーバ制御部17から全無線回線の無線品質情報の読み出しを行い、1台の移動体端末11で3つ以上の無線回線18〜21を有するマクロダイバーシティ状態の通信に対して、無線品質が良好な回線を最大所定本数まで残し、残りの無線回線の切断処理を順次実行する。同期はずれ等により使用不能になっていない無線回線であっても、無線品質が劣化していると判断された無線回線は、無線リソース確保のための切断対象とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
各々固有のサービスエリアを有する複数の無線基地局と、該複数の無線基地局のうち最寄りの無線基地局のサービスエリア内で該基地局と無線回線を介して無線通信する移動体端末と、前記複数の無線基地局を制御する無線リソースの管理を行うと共に、前記複数の無線基地局からの無線リソース使用状況報告とダイバーシティハンドオーバ制御部からの無線回線品質情報から必要に応じて、品質の劣化している無線回線を特定し解放する機能を有する無線基地局制御装置とを備えた構成の移動体通信システムであって、 前記ダイバーシティハンドオーバ制御部は、複数の前記無線回線を介してマクロダイバーシティ状態の前記移動体端末から複数の前記無線基地局へ送信された上り方向のデータを受信し、受信した該上り方向のデータのうち最も品質の良い上り方向のデータだけを選択する選択合成機能と、下り方向のデータを複数の前記無線基地局へ複製して分配する複製分配機能と、前記上り方向のデータの無線品質を無線回線単位で監視する機能を有し、 複数の前記無線基地局の各々は、前記移動体端末から受信したデータに無線品質情報を付加して前記上り方向のデータとして前記ダイバーシティハンドオーバ制御部へ送信する送信手段を有し、 前記無線基地局制御装置は、複数の前記無線基地局から送られた無線リソースの状態が所定の第1の閾値を越えたときに、前記ダイバーシティハンドオーバ制御部から全無線回線の前記無線品質情報の読み出しを行い、マクロダイバーシティ状態の前記移動体端末の複数の前記無線回線に対して、無線品質が良好な無線回線を最大無線回線制限数の最小値まで残し、残りの無線回線の切断処理を順次実行することを特徴とする移動体通信システム。
IPC (3件):
H04Q7/38 ,  H04J13/00 ,  H04Q7/22
FI (3件):
H04B7/26 109N ,  H04B7/26 108B ,  H04J13/00 A
Fターム (14件):
5K022EE02 ,  5K022EE14 ,  5K022EE35 ,  5K067AA13 ,  5K067CC10 ,  5K067DD45 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE24 ,  5K067EE63 ,  5K067GG21 ,  5K067JJ17 ,  5K067JJ37 ,  5K067JJ39

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