特許
J-GLOBAL ID:200903006598850066

車両用変速機の油温推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-293371
公開番号(公開出願番号):特開2000-120848
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 温度センサを用いることなく変速機のハウジング内の潤滑油の油温を推定する油温推定装置を提供する。【解決手段】 エンジン始動時の吸入空気温TA を変速機のハウジング内の潤滑油の初期温度Tini とし(S3)、エンジン始動時から現時点までの変速機や差動歯車装置の総出力Wを算出する(S4)とともに、その総出力Wをパラメータとして予め定められた関係から上昇温度ΔT1 を逐次求め(S5)、それ等の初期温度Tini と上昇温度ΔT1 を加算して現在油温T* を算出する(S6)。そして、その現在油温T* に基づいて変速機のシフト力を制御することにより、潤滑油の粘性が高くなる-20°C〜-30°C程度の極低温時においても良好な変速制御が行われるようになる。
請求項(抜粋):
走行用駆動源と車輪との間の動力伝達経路に配設された変速機のハウジング内に充填されている潤滑油の油温を推定する装置であって、前記走行用駆動源の始動時における所定の測定温度を前記潤滑油の初期温度に設定する初期温度設定手段と、前記ハウジング内に存在する噛合歯車の摩擦熱に関連する所定の物理量の、前記走行用駆動源の始動時から現時点までにおける積算値、をパラメータとして予め定められた前記潤滑油の上昇温度との関係から、該物理量の実際の積算値を求めて該潤滑油の上昇温度を算出する上昇温度演算手段と、前記初期温度と前記上昇温度とを加算して現在油温を算出する現在油温算出手段とを有することを特徴とする車両用変速機の油温推定装置。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  G01K 13/02
FI (2件):
F16H 57/04 Z ,  G01K 13/02
Fターム (17件):
2F056WA00 ,  2F056WF00 ,  2F056WF03 ,  3J063AA01 ,  3J063AB02 ,  3J063AB42 ,  3J063AB43 ,  3J063BA11 ,  3J063BA20 ,  3J063BB11 ,  3J063BB48 ,  3J063CA01 ,  3J063CC31 ,  3J063CD11 ,  3J063CD41 ,  3J063XD03 ,  3J063XJ03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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