特許
J-GLOBAL ID:200903006602722876
金属板の連続切断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-055433
公開番号(公開出願番号):特開平5-245715
出願日: 1991年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】幅方向に亙る寸法を小さくする事で、設置面積の減少を図る。【構成】互いに逆方向に回転する上部刃物軸18と下部刃物軸23とはそれぞれ昇降する事で、遠近動自在である。各刃物軸18、23の端部を、歯車伝達機構に結合している。この歯車伝達機構は、各刃物軸18、23の昇降に拘らず、回転力の伝達を自在である。この為、ユニバーサルシャフトが不要となって、幅寸法を小さく出来る。
請求項(抜粋):
床面上に互いに間隔をあけて立設された1対のスタンドと、各スタンドの下部に互いに同心に、水平方向に亙って設けられた1対の下部支持孔と、各スタンドの上部に互いに同心に、水平方向に亙って設けられた1対の上部支持孔と、外周面に対して偏心した内周面を有し、各下部支持孔の内側に、互いに同位相のまま回転自在に挿入された、1対の第一下部カム筒と、外周面に対して偏心した内周面を有し、各上部支持孔の内側に、互いに同位相のまま回転自在に挿入された、1対の第一上部カム筒と、外周面に円輪状の刃物を装着自在で、その両端部を上記1対の第一下部カム筒の内側に回転自在に支持する事により、上記1対のスタンドの下部内側面同士の間に水平方向に亙って掛け渡された下部刃物軸と、外周面に円輪状の刃物を装着自在で、その両端部を上記第一上部カム筒の内側に回転自在に支持する事により、上記1対のスタンドの上部内側面同士の間に水平方向に亙って掛け渡された上部刃物軸と、一方のスタンドの外側面近傍に立設された支持フレームと、外周面に対して偏心した内周面を有し、上記第一下部カム筒と同心且つ同位相で、上記支持フレームの下部に回転自在に支持された第二下部カム筒と、外周面に対して偏心した内周面を有し、上記第一上部カム筒と同心且つ同位相で、上記支持フレームの上部に回転自在に支持された第二上部カム筒と、第一、第二両下部カム筒並びに第一、第二両上部カム筒を同期して回転させる回転伝達機構と、上記第二下部カム筒の内側に回転自在に支承され、その内端部を上記下部刃物軸の一端に結合された下部駆動軸と、上記第二上部カム筒の内側に回転自在に支承され、その内端部を上記上部刃物軸の一端に結合された上部駆動軸と、内周縁に第一内歯を、外周縁に第一外歯を、それぞれ形成し、上記支持フレームの下部に水平軸を中心とする回転自在に支承された下部リング歯車と、内周縁に第二内歯を、外周縁に上記第一外歯と噛合する第二外歯を、それぞれ形成し、上記支持フレームの上部に水平軸を中心とする回転自在に支承された上部リング歯車と、上記下部駆動軸の中間部に固定され、上記第二下部カム筒の回転に伴なう下部駆動軸の変位に拘らず、常に上記第一内歯と噛合する下部変位歯車と、上記上部駆動軸の中間部に固定され、上記第二上部カム筒の回転に伴なう上部駆動軸の変位に拘らず、常に上記第二内歯と噛合する上部変位歯車と、下部リング歯車と上部リング歯車との一方に噛合し、動力源により回転駆動される駆動歯車と、上記各カム筒の回転を連動させる連動手段と、各カム筒を回転させる駆動手段とから成る金属板の連続切断装置。
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