特許
J-GLOBAL ID:200903006605901283

デジタル放送記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336809
公開番号(公開出願番号):特開平10-177766
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】デジタル放送を符号化された状態で記録し再生する記録再生装置において、デジタルオーディオ信号を出力する場合に、その信号の記録や記録した信号の複製の作成などの著作権に関連するデータ制御を正確に行う。【解決手段】制御部10は放送信号の復号か再生信号の復号かを選択すると同時に、その選択結果をデジタル音声出力部8に対して通知する。デジタル音声出力部8は、放送信号か再生信号かにより複製制御を行うためのデータ(著作権表示ビット,Lビット)を制御する。これにより、正確に複製の作成許可制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
デジタル放送を受信し記録再生する装置であって、符号化・多重化され変調された信号を受信し復調する受信手段と、該受信手段で復調された多重化信号から所望の信号を分離する多重化分離手段と、該多重化分離手段により分離された符号化信号を記録し再生するデジタル記録再生手段と、該多重化分離手段により分離された該符号化信号と該デジタル信号記録再生手段より再生された再生符号化信号とを選択し出力する選択手段と、該選択手段で選択した符号化信号を復号する復号手段と、該復号手段において復号した信号のうち少なくとも音声信号をデジタルオーディオインターフェイス規格に則ったデジタルオーディオ信号に変換し出力するデジタル音声出力手段と、前記各手段を制御する制御手段とを具備し、該復号手段は符号化信号を復号するとともに同時に付加された制御データを検出し、該制御データのうち少なくとも音声信号の複製許可を制御する著作権制御データを該デジタル音声出力手段と該制御手段とに導き、該デジタル音声出力手段は導かれた該著作権制御データを変換する著作権データ変換手段を備え、該制御手段が該選択手段を制御して該復号手段に該多重化分離手段からの該符号化信号を導く場合には、該制御手段は導かれた該著作権制御データが記録禁止を示す場合に該デジタル記録再生手段での記録を禁止し、該制御手段は該著作権制御データが記録許可を示す場合に該デジタル記録再生手段での記録を許可し、該制御手段は該デジタル音声出力手段に該符号化信号を選択していることを示すデータを導き、該デジタル音声出力手段は該著作権データ変換手段において導かれた該著作権制御データを変換せずに用いてデジタル音声信号を出力し、該制御手段が該選択手段を制御して該復号手段に該デジタル記録再生手段からの該再生符号化信号を導く場合には、該制御手段は該デジタル音声出力手段に該再生符号化信号を選択していることを示すデータを導き、該デジタル音声出力手段は導かれた該著作権制御データが著作権保護ありの場合に該著作権データ変換手段において記録不可を示す著作権制御データに変換してデジタル音声信号を出力し、該デジタル音声出力手段は導かれた該著作権制御データが著作権保護なしの場合に該著作権データ変換手段において著作権制御データを変換せず用いてデジタル音声信号を出力することを特徴とするデジタル放送記録再生装置。

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