特許
J-GLOBAL ID:200903006610659237

クリーン性に優れたポリエチレン製容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-067682
公開番号(公開出願番号):特開平11-246714
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 (1)荷重2.16kg、190°CのMFR(I2)が0.001〜50g/10min(2)Mwが1,000以上150,000未満の低分子量成分と、Mwが150,000以上1,500,000以下の高分子量成分の2成分からなり、(3)Mw/Mnの値が5以上50以下(4)分子量1,000以下の成分の含有量が3wt%以下、(5)高分子量成分が、CFCによる分子量-溶出温度-溶出量の相関において、式1で表現される溶出温度(Ti/°C)と該溶出温度における溶出成分の極大分子量(Mmax(Ti))の最小二乗法近似直線関係式、Iog(Mmax(Ti))=A×Ti+C (式1)(A、Cは定数)において、-0.5≦A≦0.01を満たすポリエチレンからなる容器。該ポリエチレンは幾何拘束型のシングルサイト触媒を用いてスラリー重合法により得られる。【効果】 優れたクリーン性と機械的特性を有する。
請求項(抜粋):
(1)荷重2.16kg、温度190°C条件のメルトフローレート値(I2 )が0.001g/10min以上50g/10min以下であり、(2)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)測定において、実質的に重量平均分子量(Mw)が1,000以上150,000未満の低分子量成分(エチレン系重合体Aとする)と、Mwが150,000以上1,500,000以下の高分子量成分(エチレン系重合体Bとする)の2つの成分からなる分子量分布を有し、(3)Mw/Mnの値が5以上50以下(ただし、MnはGPC測定において求められる数平均分子量)であり、(4)GPC測定により定量される分子量1,000以下の成分の含有量が3wt%以下であり、(5)前記エチレン系重合体Bが、昇温溶出分別とゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーとのクロス分別測定(CFC)によって求められる分子量-溶出温度-溶出量の相関において、以下の(式1)で表現される溶出温度(Ti/°C)と該溶出温度における溶出成分の極大分子量(Mmax( Ti))の最小二乗法近似直線関係式、 log(Mmax(Ti))=A×Ti+C (式1)(ただし、式1においてA及びCは定数)において、定数Aが以下の関係式(式2)、-0.5≦A≦0.01 (式2)を満たすことを特徴とするポリエチレンからなるポリエチレン製容器。
IPC (9件):
C08L 23/04 ,  B29C 49/00 ,  B65D 1/09 ,  C08F 2/14 ,  C08F 4/642 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/16 ,  B29K 23:00 ,  B29L 22:00
FI (7件):
C08L 23/04 ,  B29C 49/00 ,  C08F 2/14 ,  C08F 4/642 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/16 ,  B65D 1/00 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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