特許
J-GLOBAL ID:200903006619053617

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-053890
公開番号(公開出願番号):特開平6-264791
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は良好な始動性と排気エミッションが要求される内燃機関の噴射制御装置に関し、クランキング時に生じた余剰燃料の影響を相殺して、内燃機関に供給される燃料の総量を適量に制御することを目的とする。【構成】 クランキング終了後(XSTART=0)所定時間内(CSTART<T)は(ステップ200〜204)始動時増量噴射によって発生した余剰燃料に対する補正を行う。基準の燃料噴射時間TAUを算出後(ステップ206)、機関回転数Neが目標回転数に達するまで(ステップ208)TAUを減量補正する。この際、余剰燃料の気化量をNeの変化率(ΔNe)の緩急で判断しΔNe≧Aなら急激に減衰(ステップ214,216)、ΔNe<Aなら緩やかに減衰させる。(ステップ214,216)。
請求項(抜粋):
内燃機関の始動時には良好な始動性の確保のために燃料噴射量を増量補正し、該増量補正された燃料に起因して吸気管内壁に付着した状態で存在する余剰燃料の影響を相殺するため内燃機関の始動後における燃料噴射量を減量補正する内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記余剰燃料の気化能力を検出する気化能力検出手段と、該気化能力検出手段の検出結果に基づいて、前記内燃機関の始動後における燃料噴射量の減量値を算出する減量値算出手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 41/04 330

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