特許
J-GLOBAL ID:200903006636989588

スクロール式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182275
公開番号(公開出願番号):特開平6-026470
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】本発明は、コンプライアンス機能と能力可変機能との併用を、不具合がなくて完全に得られ、それぞれの機能を確実に発揮して、信頼性の向上を図ったスクロール式圧縮機を提供する。【構成】固定スクロール翼12を軸方向に移動可能に支持する支持手段13を備え、固定スクロール翼の背面側に、高圧をかける高圧吐出室22および中間圧をかける中間圧室23とからなり、通常運転状態では、固定スクロール翼の軸方向の移動を規制し、圧縮空間aの異常昇圧時には、固定スクロール翼の軸方向への移動を許容して圧縮空間のガスを逃がす背圧案内手段14を備え、この背圧案内手段の中間圧室に、レリース運転時に開放して中間圧室の中間圧ガスを圧縮機吸込部に導くレリース機構46を接続した。
請求項(抜粋):
固定スクロール翼の渦巻状の翼部と、旋回スクロール翼の渦巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各スクロール翼の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回スクロール翼を旋回運動させて、圧縮空間に被圧縮ガスを吸込み、圧縮して吐出するスクロール式圧縮機において、上記固定スクロール翼を軸方向に移動可能に支持する支持手段と、この固定スクロール翼の背面側に、圧縮空間から吐出される高圧ガスを一旦充填させる高圧吐出室および圧縮途中の中間圧ガスを導く中間圧室とからなり、通常運転状態では、固定スクロール翼に背圧をかけて軸方向の移動を規制し、圧縮空間の異常昇圧時には、固定スクロール翼の軸方向への移動を許容して旋回スクロール翼とのクリアランスを広げさせ、圧縮空間のガスを逃がす背圧案内手段と、この背圧案内手段に接続され、上記中間圧室と連通し、レリース運転時に開放して中間圧室の中間圧ガスを圧縮機吸込部に導くレリース機構とを具備したことを特徴とするスクロール式圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00

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