特許
J-GLOBAL ID:200903006636995910

検波後合成型ダイバーシチ受信方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259928
公開番号(公開出願番号):特開平7-050627
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル陸上移動通信などでN相差動PSK変調信号を準同期検波する場合において,検波後合成型ダイバーシチ法を実現すること。【構成】 本発明では、合成型ダイバーシチを行う場合に不可欠な各ブランチの信号の同相化の処理を,各ブランチにおいて独立に生じる位相不確定性によるずれの量は連続する2シンボル間では変化しないと仮定し,受信側で任意のひとつのブランチに対する他のブランチのずれの量を検出して補正する方法として,各シンボルタイミングごとに,各ブランチの信号を2π/Nずつ位相回転させ,この中から連続する2シンボル間の信号点間距離の自乗和が最小となるものを選ぶということを行い,これにより簡単なハードウェア構成で伝送品質の向上を図ることを特徴としている。
請求項(抜粋):
フェージング歪を有するN相差動PSK変調信号を準同期検波を用いてダイバーシチ受信する場合において,準同期検波によって得られた受信べースバンド信号からそれに含まれるフェージング位相歪を推定し,補償することを行う第1の手段と,フェージング位相歪補償後の信号に含まれる各ブランチごとに独立な位相不確定性を,それによる各ブランチ間のずれの量は連続する2シンボル間では変化しないと仮定し,受信側で任意のひとつのブランチに対する他のブランチの信号を2π/Nずつ位相回転させ,この中から連続する2シンボル間の信号点間距離の自乗和が最小となるものを選ぶという方法によって検出して補正する第2の手段と,各ブランチの包絡線レベルを用いて重み付け合成を行う第3の手段を備えることにより,簡単なハードウェア構成で伝送品質の向上を図ることを特徴とする検波後合成型ダイバーシチ受信方式。
IPC (3件):
H04B 7/08 ,  H04L 1/06 ,  H04L 27/22

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