特許
J-GLOBAL ID:200903006638634850

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  平山 淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-321657
公開番号(公開出願番号):特開2004-156492
出願日: 2002年11月05日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】本発明は蒸発燃料処理装置に関し、燃料タンクを密閉するための封鎖弁を備える構成を用いつつ、洩れ検出の実行中に蒸発燃料が大気に放出されるのを確実に防ぐことを目的とする。【解決手段】燃料タンク10とキャニスタ26の間に封鎖弁28を設ける。パージ通路34にパージVSV36を設ける。キャニスタ26の大気孔50に負圧ポンプモジュール52を連通させる。通常制御では、パージVSV36が閉じた状態で封鎖弁28を閉から開とする処理と、パージVSV36が閉じ、かつ、封鎖弁28が開いた状態でポンプ74によりキャニスタ26内部を負圧とする処理と、その結果生ずる圧力変化に基づいて洩れを検査する処理とを実行する。通常処理の過程でキャニスタ26から蒸発燃料が吹き抜ける可能性がある場合は、通常処理の実行を禁止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料タンク内で発生した蒸発燃料をキャニスタで吸着して処理する蒸発燃料処理装置であって、 前記燃料タンクと前記キャニスタとの導通状態を制御する封鎖弁と、 前記キャニスタと内燃機関とを連通するパージ通路の導通状態を制御するパージ制御弁と、 前記キャニスタの大気孔に設けられ、当該キャニスタの内外に差圧を発生させる差圧形成手段と、 前記パージ制御弁が閉じた状態で前記封鎖弁を閉から開とする封鎖弁開弁処理と、前記パージ制御弁が閉じ、かつ、前記封鎖弁が開いた状態で、前記キャニスタの内外に差圧が生ずるように前記差圧形成手段を作動させる差圧形成処理と、前記差圧形成処理の実行に併せて前記キャニスタおよび前記燃料タンクの双方を含む系のリークを検査するリーク検査処理と、を含む通常処理を実行する通常処理実行手段と、 前記通常処理の開始に先立って、前記通常処理の過程で、前記キャニスタの大気孔から蒸発燃料が吹き抜ける可能性があるか否かを判断する吹き抜け可能性判断手段と、 前記通常処理の過程で蒸発燃料が吹き抜ける可能性があると判断された場合に、前記通常処理の実行を禁止する通常処理禁止手段と、 を備えることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (1件):
F02M25/08
FI (1件):
F02M25/08 Z
Fターム (16件):
3G044BA22 ,  3G044CA17 ,  3G044DA02 ,  3G044DA04 ,  3G044EA40 ,  3G044EA53 ,  3G044EA55 ,  3G044EA63 ,  3G044EA67 ,  3G044FA08 ,  3G044FA09 ,  3G044FA13 ,  3G044FA14 ,  3G044FA23 ,  3G044FA36 ,  3G044FA39

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