特許
J-GLOBAL ID:200903006641254669

計算機システムおよび二次記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-137225
公開番号(公開出願番号):特開平7-073090
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】二次記憶装置の種別によらずに、ファイルの最適配置を行うことのできる計算機システムを提供する。【構成】二次記憶装置2のファイル管理・コマンド管理手段23aは、ファイルの識別情報を含んだコマンドによってファイルの新規格納を上位計算機1より指示されると、これを新規ファイルアドレス決定手段26に通知する。新規ファイルアドレス決定手段26は、ディスク管理テ-ブル25bを参照して把握した空き領域のうち、ファイルの特性や自二次記憶装置の構成等を考慮して最適な領域を、新規ファイルを登録する領域として決定する。また、決定した領域のアドレスを、ローカルファイル管理テ-ブル27にファイルの識別情報に対応付けて登録する。ファイル管理・コマンド管理手段23aは、ディスク装置制御手段24を介してディスク装置29の決定された領域にファイルを格納する。
請求項(抜粋):
計算機と、前記計算機に接続された1または複数の二次記憶装置とを有し、前記二次記憶装置は、二次記憶装置内のローカルなアドレスであるローカルアドレスによって記憶したデータを管理する計算機システムであって、前記二次記憶装置は、1または複数の論理ブロックより構成されるファイルを記憶する記憶手段と、既に前記記憶手段に記憶されている、前記計算機より要求されたローカルアドレスの論理ブロックのアクセスを実行する手段と、新たな論理ブロックの前記記憶手段への記憶を前記計算機より要求された場合に、記憶を要求された論理ブロックを記憶するローカルアドレスを所定の手順により決定する手段と、決定したローカルアドレスに記憶を要求された論理ブロックを記憶する手段と、決定したローカルアドレスを前記計算機に通知する手段とを有し、前記計算機は、二次記憶装置に記憶されているファイルを構成する各論理ブロックが記憶されているローカルアドレスを、各論理ブロックに対応付けて管理するファイル管理テーブルと、既に二次記憶装置に記憶されている論理ブロックにアクセスする場合に、前記ファイル管理テーブルを参照し、アクセスする論理ブロックのローカルアドレスを求め、求めたローカルアドレスの論理ブロックのアクセスを二次記憶装置に要求する手段と、新たな論理ブロックの二次記憶装置への記憶を行う場合に、ローカルアドレスを指定せずに、前記二次記憶装置に新たな論理ブロックの記憶を要求する手段と、前記二次記憶装置から通知されたローカルアドレスを、記憶を要求した新たな論理ブロックに対応付けて前記ファイル管理テーブルに登録する手段とを有することを特徴とする計算機システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 520 ,  G06F 12/00 501
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-127335
  • 特開平4-127335

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