特許
J-GLOBAL ID:200903006641882422

宛先及び発信者を特定しない電子メールを送受信する電子メールクライアント装置とサーバ装置、及びそれらを接続してなる電子メールシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163305
公開番号(公開出願番号):特開平10-341253
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 宛先及び送達時期が不定のメールを匿名で発信することにより、従来の電子メディアにないコミュニケーションの形態を確立する。【解決手段】 本願の電子メールシステムは、それぞれがインターネットINETに接続された電子メールサーバ装置Sと複数の電子メールクライアント装置Cとを備える。クライアント装置Cは、ユーザが入力したテキスト又はグラフィックスデータをBMP形式のイメージデータに変換し、そのイメージデータを含んで発信者が特定されない匿名電子メールを生成する。そのメールはサーバ装置Sのメールボックス30に蓄積され、他のクライアント装置Cがログインするとランダムに1通が選択されて返信される。クライアント装置Cへ着信したメールは砂浜に漂着したボトルとして表示されるが、その表示・非表示は所定の時間間隔をおいて反復される判定ステップによって決定される。
請求項(抜粋):
次の(1)〜(5)の要件を備えて構成され、宛先及び発信者を特定しない電子メールを送受信する電子メールクライアント装置。(1)ユーザが入力したテキストデータ又はグラフィックデータ、あるいはそれら両方のデータを、所定のデータ形式のイメージデータに変換する。(2)前記変換されたイメージデータを含み、かつこのクライアント装置が接続される通信ネットワーク上のあらかじめ定められたメールボックスのアドレスを送信先アドレスとして自動的に添付した電子メールファイルを生成する。発信者を特定できる情報は、ユーザが意図的に前記(1)のイメージデータとして書き込まない限り前記電子メールファイルには含まれない。(3)ユーザが前記電子メールファイルの送信を要求したときに、前記通信ネットワークに接続されていれば、前記電子メールファイルはその通信ネットワーク上の前記所定のメールボックスに送信される。そのときに、すでに作成されていたが送信されていない未送信電子メールファイルがこの電子メールクライアント装置内に存在すれば、その未送信電子メールファイルもともに前記所定のメールボックスに送信される。(4)前記所定のメールボックスから転送された電子メールファイルを受信して格納し、所定の電子メールファイル着信表示・非表示判定の結果にしたがって、電子メールファイルの着信状況を表示する。(5)前記受信された電子メールファイルに含まれている前記イメージデータは、その電子メールファイルを受信したクライアント装置のユーザに表示される。
IPC (3件):
H04L 12/54 ,  H04L 12/58 ,  G06F 13/00 351
FI (2件):
H04L 11/20 101 B ,  G06F 13/00 351 G

前のページに戻る