特許
J-GLOBAL ID:200903006645497914

船尾管シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-045076
公開番号(公開出願番号):特開2000-238694
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 第1シールリングの摺接面を冷却すると共に潤滑にして摩耗を防止し、また異物や海水の浸入を阻止してシールリング及びライナーの耐用性を一段と向上させ、しかも加圧装置を使用しないことによってシール装置の簡素化とコストの低廉化を図り、延いてはシールシステムの信頼性の高い船尾管シール装置を提供する。【解決手段】 プロペラ軸10のライナー11に摺接する複数のシールリングによって構成され、船尾側に配置した第1シールリング1と、これに隣接する第2シールリング2によって区画される船尾環状空間4に、該船尾環状空間4内の液圧が軸芯吃水圧よりも低くなるように配置した液溜りタンク6と連通する配管7を設け、前記第1シールリング1とライナー11とが相互に摺接する第1シールリングの摺接面15又は/及び該ライナーの摺接面17には、軸回転時に船尾環状空間4の液体を高圧側の船外へ強制的に送り出させる送り込み手段16を備えていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
プロペラ軸(10)のライナー(11)に摺接する複数のシールリングによって構成され、船尾側に配置した第1シールリング(1)と、これに隣接する第2シールリング(2)によって区画される船尾環状空間(4)に、該船尾環状空間(4)内の液圧が軸芯吃水圧よりも低くなるように配置した液溜りタンク(6)と連通する配管(7)を設け、第1シールリングの摺接面(15)又は/及び第1シールリング(1)が摺接する相手方の摺接面(17,20)には、軸回転時に船尾環状空間(4)の液体を高圧側の船外へ強制的に送り出させる送り込み手段(16)を備えていることを特徴とする船尾管シール装置。
IPC (3件):
B63H 23/36 ,  F16J 15/32 311 ,  F16J 15/32
FI (3件):
B63H 23/36 ,  F16J 15/32 311 A ,  F16J 15/32 311 U
Fターム (2件):
3J006AD01 ,  3J006AE50

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