特許

J-GLOBAL ID：200903006645860385

熱可塑性樹脂組成物及びその成形品

発明者： 山田 倫久 ,  杉浦 基之
出願人/特許権者： 日本油脂株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-373918
公開番号（公開出願番号）：特開2001-181472
出願日： 1999年12月28日
公開日（公表日）： 2001年07月03日
要約：

【要約】【課題】 熱可塑性樹脂の優れた機械的物性を維持しつつ、しかも摺動特性の優れた熱可塑性樹脂組成物及びその成形品を提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂組成物は、(A)熱可塑性樹脂と、(B)多相構造グラフト共重合体とよりなる。多相構造グラフト共重合体は、ポリオレフィン変性ポリシロキサンであるAセグメント及びビニル系の重合体又は共重合体であるBセグメントとからなり、一方のセグメントが他方のセグメント中に粒子径0.001〜10μmの分散相を形成している。前記熱可塑性樹脂としては、特にポリアセタールが好ましい。また、多相構造グラフト共重合体におけるBセグメントを構成するビニル系の重合体又は共重合体としては、スチレン系の重合体又は共重合体が好ましい。熱可塑性樹脂組成物には潤滑剤を配合することが望ましい。熱可塑性樹脂組成物を成形することにより電子部品等の成形品が得られる。

請求項（抜粋）：

(A)熱可塑性樹脂と、(B)ポリオレフィン変性ポリシロキサンであるAセグメント及びビニル系の重合体又は共重合体であるBセグメントとからなり、一方のセグメントが他方のセグメント中に粒子径0.001〜10μmの分散相を形成している多相構造グラフト共重合体とよりなる熱可塑性樹脂組成物。

IPC (4件)：

C08L 51/06 ,  C08L 59/00 ,  C08L 83/10 ,  C08L101/16

FI (4件)：

C08L 51/06 ,  C08L 59/00 ,  C08L 83/10 ,  C08L101/00

Fターム (31件)：

4J002AA011 ,  4J002AE033 ,  4J002AE053 ,  4J002BB001 ,  4J002BB033 ,  4J002BN172 ,  4J002CB001 ,  4J002CF001 ,  4J002CF031 ,  4J002CF041 ,  4J002CF051 ,  4J002CF061 ,  4J002CF071 ,  4J002CF081 ,  4J002CF181 ,  4J002CH001 ,  4J002CL001 ,  4J002CL011 ,  4J002CL031 ,  4J002CN011 ,  4J002CP033 ,  4J002EA016 ,  4J002EC036 ,  4J002EF056 ,  4J002FD010 ,  4J002FD130 ,  4J002FD173 ,  4J002FD176 ,  4J002GM00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00