特許

J-GLOBAL ID：200903006646381227

アルミナ質磁器組成物およびその製造方法

発明者： 岩下 修三 ,  平松 信樹 ,  丸山 博
出願人/特許権者： 京セラ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-205749
公開番号（公開出願番号）：特開平9-052761
出願日： 1995年08月11日
公開日（公表日）： 1997年02月25日
要約：

【要約】【課題】アルミナ主成分の磁器において、低誘電損失を維持したまま、周波数の温度係数を小さくすることが難しく、焼成温度が高かった。【解決手段】Al2 O3 、TiO2 およびCuOを主成分とし、各成分のモル比による組成比が、図1のAl2 O3 -TiO2 -CuO3成分組成図における線分A-B-C-D-E-Aの点を結ぶ線分で表した範囲内になるように調合した混合物を成形後、1300°C以下の酸化性雰囲気中で焼成し、結晶相として、少なくともα-Al2 O3 とTiO2 を析出させることにより、測定周波数8GHzにおける誘電損失が1×10-3以下、共振周波数の25〜85°Cにおける温度係数の絶対値|τf|が30ppm以下の優れた誘電特性を得る。

請求項（抜粋）：

Al2 O3 、TiO2 およびCuOを主成分とし、各成分のモル比による組成比が、図1のAl2 O3 -TiO2 -CuO3成分組成図における線分A-B-C-D-E-Aの点を結ぶ線分で表した範囲内にあることを特徴とするアルミナ質磁器組成物。

IPC (3件)：

C04B 35/111 ,  H01B 3/12 304 ,  H01B 3/12 337

FI (3件)：

C04B 35/10 D ,  H01B 3/12 304 ,  H01B 3/12 337

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開昭62-278704