特許
J-GLOBAL ID:200903006649857249

樹脂フイルム製造装置における水膜形成装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-312499
公開番号(公開出願番号):特開平7-137116
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 キャスティングドラムに厚みの均一な水膜を形成する。【構成】 水膜形成装置は、湿り空気発生装置80と、キャスティングドラムに近接して配置された湿り空気吹出し装置とを備えている。湿り空気発生装置80は、温水を貯溜するための密閉容器81と、温水中に空気を噴出するためのエア供給管86とを有している。エア供給管86には、コントロールバルブ87が設けられており、樹脂フイルムの製膜速度を測定する手段120又は130からの信号を制御装置131で演算処理し、その結果に基づき予め定められた関係でもって供給空気量がコントロールされる。エア供給管86から噴出したエアは、密閉容器81内の温水中を上昇して吸湿し、飽和状態の湿り空気としての密閉容器81の上部に蓄えられる。そして、この湿り空気は、湿り空気供給管91を通って湿り空気吹出し装置に供給される。
請求項(抜粋):
回転するドラム上にシート状の溶融樹脂を供給して樹脂フイルムを製造する樹脂フイルム製造装置における、前記ドラム表面に水膜を形成するための水膜形成装置であって、温水を貯留するための貯水槽と、該貯水槽の底部に設けられた空気噴出孔とを有する、湿り空気を発生させるための湿り空気発生手段と、前記ドラム表面に対して接近、離反可能であり、前記ドラム表面に前記湿り空気発生手段からの湿り空気を噴出する湿り空気噴出手段と、前記樹脂フイルムの製膜速度を測定する速度測定手段と、前記湿り空気発生手段に供給する空気の量を、前記速度測定手段の測定結果と予め定められた関係でもって供給することにより、発生する湿り空気の量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする樹脂フイルム製造装置における水膜形成装置。
IPC (4件):
B29C 47/88 ,  B29C 41/26 ,  B29C 47/92 ,  B29L 7:00

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