特許
J-GLOBAL ID:200903006650988292

連続鋳造用鋳型への溶射方法及び連続鋳造用鋳型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036241
公開番号(公開出願番号):特開平9-228071
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 連続鋳造機用の鋳型への溶射技術で、かつフュージング処理をせずに従来よりも密着性や耐摩耗性を向上させる溶射方法と連続鋳造用鋳型を提供する。【解決手段】 銅または銅合金からなる鋳型の一部あるいは全部に厚み0.05〜2mmのNiメッキを施した後、この表面の粗度をRmax で30〜50μmのブラスト処理を行い、次いで鋳型全体を100〜250°Cに予備加熱し、次いで速やかに厚み0.1〜1mmのNi基自溶性合金あるいはWC-Co合金を溶射する。この時のNi基自溶性合金の成分はNi=66〜76%、Cr=15〜20%、B=3〜5%、Si=3〜5%、C=0.8〜1.2%、Fe=2〜3%、不可避的な不純物に、あるいはWC-Co成分はCo=12〜20%、WC=80〜88%とすることが好ましい。
請求項(抜粋):
連続鋳造用鋳型の溶射方法において、銅または銅合金からなる鋳型表面の一部或いは全部に厚み0.05〜2mmのNi電気メッキを施した後、前記Ni電気メッキ表面に粗度がRmax =30〜50μmのブラスト処理を行い、鋳型を100°C以上、250°C以下に加熱し、次いで厚み0.1〜1mmのNi基自溶性合金あるいはWC-Co合金を溶射し、フュ-ジング処理を施さなくても密着性が良好で、被膜が剥離しないことを特徴とする連続鋳造用鋳型への溶射方法。
IPC (8件):
C23C 28/02 ,  B22D 11/04 312 ,  B22D 11/04 ,  C23C 4/02 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/10 ,  C25D 3/12 ,  C25D 7/00
FI (8件):
C23C 28/02 ,  B22D 11/04 312 D ,  B22D 11/04 312 H ,  C23C 4/02 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/10 ,  C25D 3/12 ,  C25D 7/00 F

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