特許
J-GLOBAL ID:200903006653557209

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195526
公開番号(公開出願番号):特開平5-039741
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 ディザ信号を用いて空燃比制御を行なう装置において、三元触媒による排気浄化性を改善すると共に、制御の応答性を向上する。【構成】 内燃機関の回転に同期して、ディザ値DIZを正負に反転させる(120,130)と共に、空燃比センサにより検出された触媒上流での空燃比中心が目標空燃比SRとなるように補正係数FAFAVを更新し(140〜170)、ディザ値DIZと補正係数FAFAVとにより補正係数FAFを求めて、内燃機関への燃料供給量を補正する(260)装置において、酸素センサにより触媒上流での空燃比のリッチ・リーンを検出し、触媒下流での空燃比がリッチ又はリーンにずれている場合には、そのずれを解消すべく、目標空燃比SR及び補正係数FAFAVを補正する(180〜230)。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられた排気浄化用の三元触媒より上流に設けられ、排気成分から内燃機関に供給された燃料混合気の空燃比を検出する空燃比センサと、上記三元触媒より下流に設けられ、排気中の酸素濃度から内燃機関に供給された燃料混合気が理論空燃比に対してリッチかリーンかを検出する酸素センサと、上記空燃比センサにより検出された空燃比の平均を目標空燃比に制御するための空燃比補正値を求める補正値演算手段と、内燃機関の回転に同期して正負に反転するディザ値を生成するディザ値生成手段と、上記空燃比補正値と上記ディザ値とに基づき、内燃機関への燃料供給量を補正する燃料供給量補正手段と、上記酸素センサによる検出結果が所定期間変化しないとき、上記補正値演算手段が空燃比補正値を求める際の目標空燃比を、該検出結果が反転する方向に補正する目標空燃比補正手段と、同じく上記酸素センサによる検出結果が所定期間変化しないとき、上記空燃比補正値を、該検出結果が反転する方向に補正する補正値補正手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。

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