特許
J-GLOBAL ID:200903006659564371

ハロゲン化銀写真感光材料及び画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-307492
公開番号(公開出願番号):特開平6-118529
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、短時間の処理によって高画質な画像を安定して得ることのできるハロゲン化銀写真感光材料を提供する事にあり、さらに詳しくは、露光時の温度の変動による性能変化が小さく、白さの再現に優れたハロゲン化銀写真感光材料及びこの感光材料を用いた画像形成方法を提供する事にある。【構成】支持体上に、少なくとも95モル%以上が塩化銀からなるハロゲン化銀乳剤層と少なくとも一層の写真構成層を有してなるハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロゲン化銀乳剤層に特定の増感色素の少なくとも一種を含有し、かつ芳香族一級アミン発色現像主薬の酸化体と反応して画像色素を形成するカプラーを高沸点有機溶媒に溶解した乳化分散物として含有するハロゲン化銀写真感光材料及び該写真感光材料を現像処理する画像形成方法において、前記現像処理工程中に少なくとも一つの定着能を有する処理工程を含み、該定着能を有する工程及び/またはそれ以降の工程においてpH≦5の処理を行うことを特徴とする画像形成方法。
請求項(抜粋):
支持体上に、少なくとも95モル%以上が塩化銀からなるハロゲン化銀乳剤層を有してなるハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロゲン化銀乳剤層に下記一般式(D-I)で表される少なくとも一種の化合物を含有し、かつ芳香族一級アミン発色現像主薬の酸化体と反応して画像色素を形成するカプラーを高沸点有機溶媒に溶解した乳化分散物として含有するハロゲン化銀写真感光材料。【化1】式中、R1及びR3は各々、置換あるいは非置換のアルキル基を表し、R1及びR3の少なくともいずれか一方の基はエチル基以外の基であり、R2及びR4は低級アルキル基を表し、R2とR4のいずれか一方は親水性基を置換したアルキル基である。V1、V2、V3及びV4は各々、水素原子あるいは加算したハメットσp値の総和が1.7より小さくなる置換し得る基を表し、V1〜V4が同時に水素原子あるいは塩素原子とはならない。Xは分子内の電荷を中和するのに必要なイオンを表し、nは分子内の電荷を相殺するに必要なイオン数を表す。
IPC (5件):
G03C 1/035 ,  G03C 1/18 ,  G03C 7/30 ,  G03C 7/388 ,  G03C 7/42

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