特許
J-GLOBAL ID:200903006659606562

推進工法の測量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-175573
公開番号(公開出願番号):特開平11-023271
出願日: 1997年07月01日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 迅速かつ高精度に自動測定できる推進工法の測量方法を提供する。【解決手段】 電子式トランシットと光波測距儀を一体化したトータルステーション2の頂部に、反射プリズム3を望遠鏡の光軸と相互に交差させて固定した測量器械1を、発進立坑31内の基準点P1および推進される管体34内に複数台順次設置する。基準点P1に最も近い中間P2の測量器械1により、反射プリズム3をこの中間の測量器械に向けた隣り合う前方P1,後方P3の測量器械を視準して、水平夾角と鉛直角および前後の測量器械までの前方距離,後方距離を測定する。次に、前方P2の測量器械1により、反射プリズム3を同様にした前々方Pm,中間P2の測量器械を視準して、水平夾角と鉛直角および前々方,中間の測量器械までの次の前方距離,次の後方距離を測定する。上記前方距離と次の後方距離が一致したとき、さらに前方の測量器械による同様の視準,測定を繰り返し、掘進機の位置を求める。
請求項(抜粋):
地盤を掘削する掘進機に後続して、発進立坑から所定長の管体を順次挿入し、これらの管体を上記発進立坑内の推進装置により上記掘進機の掘進に合わせて前方へ押圧・推進して埋設する推進工法の測量方法において、電子式トランシットと光波測距儀を一体化したトータルステーションの頂部に、入射光をその入射方向に反射する反射プリズムを固定してなる測量器械を、上記発進立坑内の基準点および推進される一連の管体内に推進長に応じて複数台固定設置するとともに、中間の測量器械により、この中間の測量器械と隣り合う前方,後方の測量器械夫々の反射プリズムを視準して、上記前方,中間,後方の測量器械の成す水平夾角および上記中間の測量器械から上記前方,後方の測量器械までの前方距離,後方距離を測定し、次に、上記前方の測量器械により、この前方の測量器械と隣り合う前々方,上記中間の測量器械の夫々の反射プリズムを視準して、上記前々方,前方,中間の測量器械の成す水平夾角および上記前方の測量器械から上記前々方,中間の測量器械までの次の前方距離,次の後方距離を測定し、上記前方距離と上記次の後方距離が所定の誤差内で一致したとき、さらに前々方の測量器械による同様の視準と測定を上記発進立坑から上記掘進機まで繰り返して、掘進機の位置を求めることを特徴とする推進工法の測量方法。
IPC (3件):
G01C 15/00 ,  E21D 9/06 301 ,  E21D 9/06 311
FI (3件):
G01C 15/00 A ,  E21D 9/06 301 F ,  E21D 9/06 311 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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