特許
J-GLOBAL ID:200903006664724468
画像処理装置および画像処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上柳 雅誉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-097293
公開番号(公開出願番号):特開2003-298953
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2003年10月17日
要約:
【要約】【課題】 低コストかつ簡易に、高性能の黒レベル補正を行うこと。【解決手段】 画像処理装置1は、画像処理装置1のアナログ系回路に所定値を入力し、その出力信号レベルを検出することにより、線形領域および非線形領域を含む入出力特性を取得しておく。そして、撮影時、取得した入出力特性を参照して、センサ出力を線形化する補正を行う。したがって、PGA30の入力信号レベルが、PGA30の入出力特性における非線形領域となる場合にも、線形性を維持した適切な出力信号レベルを得ることができ、非線形領域までダイナミックレンジを拡張できる。即ち、ADC40のダイナミックレンジを有効に活用することができるため、電子カメラにおける画質の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
被写体からの反射光を受光面で受光することにより映像信号を出力する撮像手段の出力信号に、黒レベルを補正するための補正値を示す信号を加算する加算手段と、黒レベルの補正値を決めるD/A変換手段と、該加算手段の出力信号を所定利得に基づいて増幅する増幅手段と、該増幅手段によって増幅された信号をA/D変換してデジタル信号を出力するA/D変換手段と、前記受光面のうち遮光した領域の映像信号に対応する出力デジタル信号を平均化し、平均化された値である対象値と黒レベルの目標値とを比較し、その比較結果に応じて、前記補正値を示す信号を生成する補正手段とを含む画像処理装置であって、前記増幅手段に対し、画像処理装置の入出力特性を取得するための被試験信号を入力可能な被試験信号入力手段と、前記被試験信号に対する前記A/D変換手段の処理結果を、前記被試験信号と対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された処理結果に基づいて、画像処理装置の入出力特性を取得する入出力特性取得手段と、前記入出力特性取得手段によって取得された前記入出力特性に基づいて、前記黒レベルの補正や前記入出力特性の補正を含む処理を行う自動校正手段と、を含み、前記被試験信号入力手段は、前記補正手段から入力される前記補正値に代えて、所定の異なる値の信号を出力し、前記記憶手段は、被試験値それぞれの前記処理結果を前記被試験信号の示す値と対応付けて記憶しておき、前記入出力特性取得手段は、前記記憶手段に記憶されたそれぞれの処理結果から画像処理装置の入出力特性を取得し、前記補正手段は、前記入出力特性に基づいて、被写体の撮影時に前記補正値を生成することを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 5/335
, H04N 1/407
, H04N 5/18
FI (4件):
H04N 5/335 S
, H04N 5/335 R
, H04N 5/18 B
, H04N 1/40 101 B
Fターム (30件):
5C021PA02
, 5C021PA13
, 5C021PA16
, 5C021PA34
, 5C021PA80
, 5C021PA85
, 5C021PA86
, 5C021RC01
, 5C021XA14
, 5C021XA41
, 5C021XA61
, 5C024AX01
, 5C024BX01
, 5C024CX43
, 5C024GZ36
, 5C024HX18
, 5C024HX21
, 5C024HX23
, 5C077LL17
, 5C077MM03
, 5C077PP12
, 5C077PP15
, 5C077PP45
, 5C077PP46
, 5C077PP47
, 5C077PQ18
, 5C077PQ20
, 5C077PQ23
, 5C077RR01
, 5C077SS01
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