特許
J-GLOBAL ID:200903006664806138

自動変速機の制御方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093592
公開番号(公開出願番号):特開平7-301330
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】勾配の急な登坂路において車両を発進させようとした場合に、運転者の意思に反して車両が後退することがないようにする。【構成】流体伝動装置と、前進走行レンジが選択されたときに係合させられるクラッチと、該クラッチの係合によってロックし、前進の1速を達成するワンウエイクラッチと、係合させられたときに前記ワンウエイクラッチをロックさせ、前記変速装置16の出力軸の逆方向の回転を阻止するブレーキと、油圧の供給によって前記クラッチを係合させるための第1の油圧サーボC-1と、油圧の供給によって前記ブレーキを係合させるための第2の油圧サーボB-1とを有するようになっている。該第2の油圧サーボB-1に油圧が供給されると、ブレーキが係合させられ、変速装置16の出力軸の逆方向の回転が阻止される。
請求項(抜粋):
エンジンの回転を変速装置に伝達する流体伝動装置と、前進走行レンジが選択されたときに係合させられるクラッチと、該クラッチの係合によってロックし、前進の1速を達成するワンウェイクラッチと、係合させられたときに前記ワンウェイクラッチをロックさせ、前記変速装置の出力軸の逆方向の回転を阻止するブレーキと、油圧の供給によって前記クラッチを係合させるための第1の油圧サーボと、油圧の供給によって前記ブレーキを係合させるための第2の油圧サーボとを有する自動変速機の制御方法において、前進走行レンジが選択され、車両が停止状態にあり、エンジンがアイドルリング状態にあり、かつ、フットブレーキが操作状態にあるときに、前記第1の油圧サーボの油圧を1速時の油圧より低くし、前記第2の油圧サーボの油圧を高くしてモジュレート圧とするとともに、該モジュレート圧は、前記エンジンがアイドルリング状態にあって1速が達成されているときのクリープ力に相当する抵抗力を、車両の後退に対して発生させるように設定されることを特徴とする自動変速機の制御方法。
IPC (2件):
F16H 61/20 ,  F16H 59:54

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