特許
J-GLOBAL ID:200903006668941021

電気二重層キャパシタ容器の蓋体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-032566
公開番号(公開出願番号):特開2002-237436
出願日: 2001年02月08日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】濡れ性の高い電解液を使用した場合にも該電解液が外部に漏出することを確実に防止できる電気二重層キャパシタの蓋体を提供する。【解決手段】電極素子3を収容する有底筒状容器2の開口部2aを閉塞する。開口部2aの外周側に配設された第1の電極端子10と、電極端子10の内周側に所定の間隔を存して配設された第2の電極端子11との間にインサート成形されたガラスファイバーを含む樹脂成形体からなる絶縁密封部材12とを備える。各電極端子10,11の底面から下方に突出すると共に容器2の軸方向に延在するリブ14,17を備える。電極端子11のリブ14の底面は電極端子10のリブ14の底面より上方に位置する。絶縁密封部材12はリブ14,17を内包すると共に、両電極端子10,11の表面に形成された有機化合物層と化学的に結合している。有機化合物層は、シランカップリング剤またはトリアジンチオール誘導体からなる。
請求項(抜粋):
セパレータを介して対向配置された正極及び負極に電解液が含浸せしめられた電極素子を収容する有底筒状容器の開口部を遮蔽して閉蓋すると共に、各電極に接続された1対の電極端子を備える電気二重層キャパシタの蓋体において、該開口部の外周側に配設された中空筒状の第1の電極端子と、該電極端子の内周側に所定の間隔を存して配設された第2の電極端子と、両電極端子間にインサート成形された小片状のガラスファイバーを含む樹脂成形体からなる絶縁密封部材とを備え、各電極端子は、各電極端子の底面から下方に突出すると共に該容器の軸方向に延在するリブを備え、第2の電極端子のリブの底面は第1の電極端子のリブの底面より上方に位置しており、該樹脂成形体は両電極端子に形成されたリブを内包すると共に、両電極端子の表面に形成され各電極端子と化学的に結合している有機化合物層と化学的に結合していることを特徴とする電気二重層キャパシタ容器の蓋体。

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