特許
J-GLOBAL ID:200903006672501230

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-027518
公開番号(公開出願番号):特開平9-221015
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 複数のホイールシリンダをマスタシリンダから遮断した状態で、ホイールシリンダ液圧を制御するブレーキ液圧制御装置において、ホイールシリンダにマスタシリンダの液圧を伝達し得るようにする。【解決手段】 非駆動輪のホイールシリンダ20とマスタシリンダ10とは、バイパス通路90により主液通路遮断弁30および増圧弁60をバイパスして接続され、そのバイパス通路90の途中にはバイパス遮断弁92が設けられている。ビークルスタビリティ制御においては、主液通路遮断弁30が遮断状態に、液圧制御弁装置71が制御状態に、液圧制御弁装置65が遮断状態にされるとともに、バイパス遮断弁92が連通状態にされる。ホイールシリン20とマスタシリンダ10とが連通状態にされるのであり、制御中にブレーキペダル12が踏み込まれれば、それに応じてホイールシリンダ20の液圧が高くなる。
請求項(抜粋):
複数の車輪のホイールシリンダ各々とマスタシリンダとを接続する主液通路の共通部分に設けられ、これら複数のホイールシリンダとマスタシリンダとを連通させる連通状態と遮断する遮断状態とに切換可能な主液通路遮断弁と、前記主液通路の前記複数のホイールシリンダの各々に専用の部分にそれぞれ設けられ、少なくとも、前記主液通路遮断弁と各ホイールシリンダとを連通させる連通状態と、これらを遮断する遮断状態とに切り換えが可能な複数の液圧制御弁装置と、前記主液通路の前記主液通路遮断弁と前記液圧制御弁装置との間の部分に設けられ、前記マスタシリンダとは別の副液圧源と接続される副液圧源接続部と、前記主液通路遮断弁を遮断状態にするとともに、前記複数の液圧制御弁装置の各々をそれぞれ少なくとも連通状態と遮断状態とに切り換えることによって、各液圧制御弁装置に対応するホイールシリンダの液圧をそれぞれ制御する液圧制御手段とを含むブレーキ液圧制御装置に、前記液圧制御手段により前記主液通路遮断弁が遮断状態にされるとともに、前記複数の液圧制御弁装置のうちの一部が制御状態とされ、残りが遮断状態に保たれている間の少なくとも一時期に、その遮断状態に保たれている液圧制御弁装置に対応するホイールシリンダに前記マスタシリンダの液圧を伝達するマスタシリンダ液圧伝達装置を設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-144252

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