特許
J-GLOBAL ID:200903006681548614
クレジットID貸与システムおよびその方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
古谷 栄男
, 松下 正
, 眞島 宏明
, 河本 一行
, 鶴本 祥文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-173687
公開番号(公開出願番号):特開2005-100339
出願日: 2004年06月11日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】クレジットカードシステムを安全に運営することができるとともに、利用者への発行コストを抑えて、クレジットカード番号の流出を防止することのできるクレジットID貸与システムを提供する。 【解決手段】クレジット会社からクレジットカード1a〜1cの発行を受けた企業は、従業者にクレジットカード1a〜1cを貸与する。従業者が通過する自動改札システム3は、クレジットカード1a〜1cの電子バリュー残高から乗車料金を差し引いてプリペイド決済を行い、電子バリュー残高が補充判定額以下になるときは、補充額と同額の電子バリューを補充するクレジット決済を行う。プリペイド決済情報は貸与サーバ装置7に送信され、クレジット決済情報はクレジットサーバ装置5に送信される。貸与サーバ装置7は、従業者にかかる交通費の精算処理を行い、クレジットサーバ装置5は、企業にかかるクレジット取引の請求処理を行う。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
クレジット会社のクレジット管理装置と、貸与機関の貸与機関管理装置と、利用機関のカード決済装置と、ユーザの所持する可搬性記録媒体とを備えたクレジットID貸与システムであって、
可搬性記録媒体は、
クレジットIDと電子バリュー残高を記録した記録部と、
カード決済装置とデータ交換するためのデータ交換手段と、
を備えており、
カード決済装置は、
可搬性記録媒体、貸与機関管理装置、クレジット管理装置とデータ交換するためのデータ交換手段と、
ユーザが利用機関で行った利用に対応して、可搬性記録媒体から、クレジットIDおよび電子バリュー残高を取得するID・バリュー取得手段と、
取得した電子バリュー残高から、ユーザの利用に対応する決済金額を減算し、減算後の電子バリュー残高が、所定の補充判定額以下になるか否かを判断する判断手段と、
補充判定額以下でなければ、当該減算後の電子バリュー残高を可搬性記録媒体に出力して記録し、補充判定額以下であれば、減算後の電子バリュー残高に補充額を加算したものを電子バリュー残高として可搬性記録媒体に出力して記録する電子バリュー残高更新手段と、
前記ユーザの利用に対応する決済金額を含むプリペイド決済情報およびクレジットIDを貸与機関管理装置に直接的または間接的に出力するプリペイド決済情報出力手段と、
前記電子バリューに補充を行った際に、当該補充額を含むクレジット決済情報およびクレジットIDをクレジット管理装置に出力するクレジット決済情報出力手段と、
を備えており、
クレジット管理装置は、
貸与機関に対して発行した複数のクレジットIDを、各貸与機関ごとに対応づけたクレジットID・貸与機関対応情報を記録した記録部と、
カード決済装置とデータ交換するためのデータ交換手段と、
カード決済装置から出力されてきたクレジットIDとクレジット決済情報を各取引ごとに記録部に記録する決済情報記録手段と、
記録部に記録されたクレジット決済情報およびクレジットID・貸与機関対応情報に基づいて、各貸与機関ごとのクレジット決済金額を算出する決済金額算出手段と、
を備えており、
貸与機関管理装置は、
クレジット会社によって当該貸与機関に対して発行された複数のクレジットIDについて、各クレジットIDに割り当てたユーザのユーザ情報を対応づけたクレジットID・ユーザ対応情報を記録した記録部と、
カード決済装置とデータ交換するためのデータ交換手段と、
カード決済装置から直接的または間接的に出力されたクレジットIDとプリペイド決済情報を各取引ごとに記録部に記録する決済情報記録手段と、
記録部に記録されたプリペイド決済情報およびクレジットID・ユーザ対応情報に基づいて、各ユーザごとの利用状況を算出する利用状況算出手段と、
を備えたことを特徴とするクレジットID貸与システム。
IPC (1件):
FI (3件):
G06F17/60 410C
, G06F17/60 402
, G06F17/60 408
引用特許: