特許

J-GLOBAL ID：200903006691613040

印刷装置および印刷方法並びに記録媒体

発明者： 嶋田 和充 ,  周 世辛 ,  藤森 幸光 ,  劉 颯 ,  角谷 繁明
出願人/特許権者： セイコーエプソン株式会社
代理人 (1件)： 下出 隆史 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-073426
公開番号（公開出願番号）：特開平11-254709
出願日： 1998年03月05日
公開日（公表日）： 1999年09月21日
要約：

【要約】【課題】 濃度の異なるドットを形成可能な印刷装置において、画像濃度の高い領域の階調表現をスループットを低下させずに十分向上させることができなかった。【解決手段】 プリンタにおいて、少なくとも一色については、濃淡2種類以上のインクを備え、かつ大小それぞれのドット径でドットを形成可能なヘッドを備える。画像データに応じてドットの記録率が100%を超えることを許容してドットの形成を制御する。記録率が100%を超える領域では、濃インクで形成されるドットと淡インクで形成されるドットを重ねて記録する。濃インクで形成されるドット同士または淡インクで形成されるドット同士は重ねない。記録率が100%を超えることを許容することで高濃度での階調表現を向上させることができ、同じインクで形成されるドット同士は重ねないことにより、印刷速度の低下を回避することができる。

請求項（抜粋）：

印刷媒体上に複数のドットを形成することにより画像を印刷し得る印刷装置であって、画像を構成する各画素ごとに、画像データを入力する入力手段と、少なくとも一の色相について濃度の異なるインクを備え、かつそれぞれのインクについてドット径の異なる2種類以上のドットを形成可能なヘッドと、少なくとも一の色相について、前記濃度の異なるインクにより形成されるドットの記録密度がそれぞれ100%を超えない範囲で、該色相について形成されるドットの合計の記録密度が100%を超えることを許容して、形成すべきドットの濃度およびドット径を前記画像データに基づいて選択するドット形態選択手段と、該選択された濃度およびドット径でドットを形成するドット形成手段とを備える印刷装置。

IPC (2件)：

B41J 2/205 ,  B41M 5/00

FI (2件)：

B41J 3/04 103 X ,  B41M 5/00 A

引用特許：

審査官引用 (2件)

• インクジェット記録装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-325594   出願人：三菱電機株式会社
• 特開昭64-047553