特許
J-GLOBAL ID:200903006694298749

自動変速機のシフトレバーのロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-177893
公開番号(公開出願番号):特開平10-016593
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】ロック機構を単純にしてソレノイドの負荷を低減し、ソレノイドの小型化、プランジャの移動頻度の減少、作動音の低減を図る。【解決手段】ソレノイド33はロック解除条件成立時にオン作動され、コイルスプリング38の付勢方向と同方向の付勢力を付加する。ソレノイド33のスライダ37に非ロック位置L3へ移動する第1のロックピース21が押圧すると、スライダ37をソレノイド33のハウジング34とともにコイルスプリング40の付勢力に抗して待機位置Pから離間する方向に移動させる。スライダ37、プランジャ36とハウジング34の待機位置Pから離間する方向への移動により、第1のロックピース21の非ロック位置L3への移動を許容する。この結果、シフトレバーの所定位置間の通路において、ロック解除条件成立時には開放され、シフトレバーの切替が可能となる。
請求項(抜粋):
駐車用位置(PP)と後進走行用位置(PR)、非駆動位置(PN)及び前進走行用(PD)との間で切替配置されるシフトレバー(5)と、前記シフトレバー(5)の所定位置間の通路において、ロック解除条件成立時には開放してシフトレバー(5)の切替を可能とし、ロック解除不成立時には、塞いでシフトレバー(5)の切替を不能とするロック部材(21,24,27)とを備えた自動変速機のシフトレバーのロック装置において、前記ロック部材(21,24,27)のロック位置から非ロック位置への移動軌跡上に位置するとともに、同ロック部材(21,24,27)にて押圧移動可能に配置され、同ロック部材(21,24,27)に押圧されたとき、ロック部材(21,24,27)の非ロック位置への移動を許容し、常には第1の付勢手段(40)により、待機位置に保持される第1の移動体(34)と、前記第1の移動体(34)に設けられるとともに、第1の移動体(34)が待機位置に位置している状態で、前記ロック部材の非ロック位置への移動軌跡上に配置され、第1の付勢手段(40)よりも付勢力が小である第2の付勢手段(38)により、常には待機位置に保持される第2の移動体(36,37)と、ロック解除条件成立時にオン作動され、前記第2の付勢手段(38)の付勢方向と同方向の付勢力を付加することにより、第2の移動体(36,37)に非ロック位置へ移動するロック部材(21,24,27)が押圧したとき、第2の移動体(36,37)を第1の移動体(34)とともに第1の移動体(34)の待機位置から離間する方向に移動させ、ロック解除条件不成立時にはオフ作動されてその付勢力をなくし、第2の移動体(36,37)に対して非ロック位置へ移動するロック部材(21,24,27)が押圧したとき、第2の移動体(36,37)の第1の移動体(34)に対して相対移動を許容し、ロック部材(21,24,27)の非ロック位置への移動を阻止するソレノイド(33)とを備えた自動変速機のシフトレバーのロック装置。
IPC (2件):
B60K 20/02 ,  F16H 59/10
FI (2件):
B60K 20/02 E ,  F16H 59/10

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