特許
J-GLOBAL ID:200903006695149798

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-302120
公開番号(公開出願番号):特開平7-163200
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】速度制御運転する際は最大トルクでの運転を可能にし、トルク制御運転する際は高精度でのトルク制御運転ができるように当該誘導電動機を制御できるようにすることにある。【構成】速度制御運転とトルク制御運転とを切替えるトルク信号切替え器16に連動する信号切替え連動接点21は、速度制御運転選択時は最大トルク発生回路22の出力を信号切替え連動接点21を介してベクトル制御回路18へ与え、トルク制御運転選択時は高精度トルク発生回路23の出力を信号切替え連動接点21を介してベクトル制御回路18へ与える。最大トルク発生回路22は例えば電流制限器の制限値を上昇させる機能を有し、高精度トルク発生回路23は例えば誘導電動機4の鉄損を当該電動機の運転モードや回転速度に対応して精密に算出する機能を有する。
請求項(抜粋):
誘導電動機に結合してその回転速度を検出する速度検出手段と、この速度検出値と別途に設定する速度指令値との偏差を入力して調節動作によりトルク指令値を出力する速度調節手段と、前記誘導電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記トルク指令値と速度検出値と電流検出値とを入力して、当該誘導電動機電流を磁束に平行な磁化電流成分と磁束に直交するトルク電流成分とに分解して両電流成分を別個に制御することで入力した前記トルク指令値に対応した電流指令値を出力するベクトル演算手段と、この電流指令値に基づいて前記誘導電動機を速度制御する交流電力を出力する電力変換手段とを備えている誘導電動機の制御装置において、トルク設定値を出力するトルク設定手段と、このトルク設定値か又は前記速度調節手段が出力するトルク指令値のいずれかを選択して前記ベクトル演算手段へ入力させるトルク信号切替え手段と、前記制御装置に許容できる電流範囲内で前記誘導電動機にその最大トルクを出力させる制御を行う最大トルク発生手段と、前記誘導電動機の発生トルクを高精度で制御する高精度トルク発生手段とを備え、前記トルク信号切替え手段がトルク設定値を選択するときは前記高精度トルク発生手段を使用し、前記トルク信号切替え手段がトルク指令値を選択するときは前記最大トルク発生手段を使用することを特徴とす誘導電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/00
FI (2件):
H02P 5/408 H ,  H02P 5/408 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭63-052685
  • 特開平4-359694
  • 特開平1-107693
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