特許
J-GLOBAL ID:200903006697108967

新規なアリールエステル化合物とその製法、およびそれを用いたエポキシ樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230096
公開番号(公開出願番号):特開平8-269039
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】エポキシ樹脂の硬化剤として使用しうるアリールエステル化合物、その製法および従来のエポキシ樹脂の耐熱性、接着性、加工性を損なうことなく、低誘電率、低誘電正接の硬化物が得られるようなエポキシ樹脂組成物を提供する。【解決手段】一般式(3)で表されるアリールエステル化合物、その製法、ならびに(a)エポキシ樹脂、(b)当該アリールエステル化合物、(c)硬化促進剤を必須成分とするエポキシ樹脂組成物。〔式中、nは1〜20以下の数で平均の繰返数であり、iは0,1または2である。Pはそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C6〜C20アリール基等を表す。R1,R2,R3,R4,R5は水素原子、C1〜C10アルキル基、C6〜C20アリール基等を表すが、R1-R2およびR4-R5で環を形成してもよい。Zは水素原子またはアシル基を表すが全てのZが水素原子であることはない。〕
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(式中、Pは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、あるいは炭素数7〜20のアラルキル基を表す。iは、0以上2以下の整数値を表す。)で表される無置換あるいは置換レゾルシノール類と、下記一般式(2)【化2】(式中、X、X'は、それぞれ独立に、水素原子あるいは炭素数1〜10のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、あるいは炭素数7〜20のアラルキル基を表すが、XとX'は、環を形成していてもよい。)で表されるカルボニル化合物との縮合生成物である多価フェノールのOH基の少なくとも1個を、炭素数1〜20を有する有機酸あるいはその誘導体でエステル化してなるアリールエステル化合物。
IPC (3件):
C07D311/70 ,  C08G 59/40 NHX ,  C08G 59/62 NJF
FI (3件):
C07D311/70 ,  C08G 59/40 NHX ,  C08G 59/62 NJF

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