特許
J-GLOBAL ID:200903006699680218

海底地盤変位計測方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-191764
公開番号(公開出願番号):特開平8-035836
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 軟弱土への盛土時に生ずる当該地盤の平面および標高の変動を測定管理するための海底地盤変位計測方法で、GPSによる三次元測位システムを利用して上記海底地盤の変位を簡易迅速に測知可能とし、埋立て管理の低コスト化を図る。【構成】 変位の予想される海底地盤4上の所要複数測点に計測基盤1を定置し、これにフロート7を付した連繋体3を連結立装して、海水面bから上部を浮上させておく。測量船で測点間移動を行ない、連繋体3にGPSアンテナ8a、GPS受信機8b、傾斜計8c、8gを有する海底地盤測定装置8を連結して、全体を傾斜計8cにより垂直状態に保持し、海底地盤測定装置8の基点Pにつき、GPS測位システムを利用して、その三次元測位を行う。これで得た基点Pの平面的測位と標高値より、基点Pと計測基盤1との間の測定装置長Lを差し引いて、海底地盤4の標高値を測知する。
請求項(抜粋):
変位の予想される海底地盤上の所要複数測点に、各計測基盤を定置して、この各計測基盤に連結したフロート付きの連繋体を、常時海水面上から突出させておき、測量船で上記の測点間を次々移動して上記の各連繋体に、GPSアンテナ、GPS受信機、傾斜計を具備してなる海底地盤測定装置を、当該測量船の測定者により連結して、上記傾斜計により、その全体の垂直合わせを行い、当該海底地盤測定装置の基点につき、GPSによる測位システムにより三次元測位を行い、これによって測知された当該各測点位置における標高値から、上記基点より前記の計測基盤までの測定装置長である既知数を差し引くことによって、当該測点における海底地盤の標高値を求めるようにしたことを特徴とする海底地盤変位計測方法。
IPC (4件):
G01C 13/00 ,  E02D 15/10 ,  G01S 5/14 ,  E02B 3/00

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