特許
J-GLOBAL ID:200903006721691083

液晶素子およびその製造方法ならびに液晶素子の用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-028932
公開番号(公開出願番号):特開平6-186516
出願日: 1991年02月22日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【構成】本発明の液晶素子は、対向する2枚の基板を含んで形成されるセルの間隙に液晶物質が充填されてなり、かつ少なくとも1方の基板の内面に配向制御膜が設けられており、該液晶物質としては、例えば下記式で表わされるカルボン酸エステル化合物が含有されている。【化1】【効果】本発明では、特に動作温度範囲が広く、スイッチング速度が大きく、スイッチングしきい値電圧が適正な範囲にあり、極めて少ない消費電力で作動する等、液晶物質特性の優れた液晶素子、液晶表示装置などが得られる。
請求項(抜粋):
対向する2枚の基板を含んで形成されるセルの間隙に液晶物質が充填されてなる液晶素子において、少なくとも1方の基板の内面に配向制御膜が設けられており、そして、該液晶物質が、下記式[A]で表わされるカルボン酸エステル化合物を含有することを特徴とする液晶素子;【化1】...[A][ただし、式[A]において、Rは、炭素数3〜20のアルキル基、炭素数3〜20のアルコキシ基および炭素数3〜20のハロゲン化アルキル基よりなる群から選ばれる1種の基であり、XおよびYは、それぞれ独立に、-COO-、-OCO-、-CH2CH2-、-CH2O-、-OCH2-,-S-S--CO-CH2、およびCH2COよりなる群から選ばれる基または単結合を表わし、AおよびBは、それぞれ独立に、【化2】よりなる群から選ばれる基を表わし、R*は、不斉炭素を少なくとも1個有する炭素数4〜20の光学活性基(該光学活性基の炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子で置換されていてもよい)を表し、mおよびnは、それぞれ独立に、0〜2の整数を表す(ただし、mおよびnの両者が同時に0になることはない)]。
IPC (3件):
G02F 1/13 500 ,  C09K 19/32 ,  G02F 1/1337 510

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