特許
J-GLOBAL ID:200903006722691702

気流から気体状物質を除去する膜集合体及びこれを含む装置並びに除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-015403
公開番号(公開出願番号):特開平6-339613
出願日: 1994年02月09日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【構成】 多数の平面状の膜袋12を有し、この膜袋が液体の反応混合物または微生物の懸濁液を入れ、これらは膜袋に触れて通過する気流の特定の構成要素と反応する。この膜袋は、実質的な構成要素として、周囲を囲む枠27を有し、この枠が膜物質と両側で結合している。この枠は導入孔33および排出孔34を有し、これらはそれぞれ膜袋の内部に連通している。枠を重ねると、これらの孔は、それぞれ重なり合って、導入路22および排出路24を形成して、膜袋のなかの反応混合物または微生物の懸濁液を導入し、かつ排出する。【効果】 気流から気体状物質を除去する膜集合体を、単純な構成要素から小型に形成し、簡単に組み立て、かつ多方面に使用することができる。
請求項(抜粋):
多数の平面状の膜袋を有し、この膜袋が液体の反応混合物または微生物の懸濁液を入れるように配置され、これらの液体を導入路を介して供給し、かつ排出路を介して排出することができ、この膜袋は通気性および液密性を有する物質からなり、相互に平行し、かつ気体の流れの方向に平行して配置されており、この膜袋の側方に隔離部材を設けて、膜袋相互の間に最小の距離を規定し、これによって形成される空間を通して気流を流すことができる、気流から気体状物質を除去する膜集合体において、各膜袋(12)は、1つの平面状の枠(27)を有し、この枠(27)が膜袋の外部輪郭を規定し、かつ膜物質を両側で引っ張り、膜は枠(27)と気密に接続され、この枠(27)は枠(27)の平面に直角に少なくとも1つの導入孔(33)および少なくとも1つの排出孔(34)を有し、それらの孔が膜を貫通し、かつ膜相互の間で、他の孔またはノッチを介して、膜と枠(27)とによって囲まれた空間に連通しており、かつ、多数の膜袋(12)が、相互に積層され、一方において導入孔(33)、他方において排出孔(34)が重り合って貫通する流路を形成し、積層された膜袋(12)が、頂板(18)および底板(20)によって閉ざされており、これらの板の一方に導入路(22)、他方に排出路(24)を形成し、これらの流路が一方において導入孔(33)、他方において排出孔(34)に連通していることを特徴とする膜集合体。
IPC (3件):
B01D 53/22 ,  B01D 63/08 ,  B01D 71/36

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