特許
J-GLOBAL ID:200903006737687019

データ攪乱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-145964
公開番号(公開出願番号):特開平5-344118
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 小規模なハードウェアで、攪乱効果が高くかつ従来の最強力の差分攻撃に強いデータ攪乱装置を提供する。【構成】 入力データを複数のブロックに分割する。第1の選択部にて、秘密のブロック選択鍵を用いて、分割したブロックから1つ以上を選択する。その出力データを第1の融合部にて1ブロックに融合圧縮する。その出力データを1ブロックのデータ攪乱装置Fに入力し、1ブロックの出力値を得る。第2の選択部7〜10にて、前記データ攪乱装置Fの出力を入力ブロック分用意し、前記秘密のブロック選択鍵の否定を用いてそのうちから1つ以上のブロックを選択する。第2の融合部11〜14にて、入力データと前記第2の選択部の出力とをブロックごとに融合し、これを出力データとする。
請求項(抜粋):
M, Nをそれぞれ2以上の正整数とするとき、入力データをM×Nビット毎に取り出してこれをブロック選択鍵情報とデータ攪乱鍵情報を用いて攪乱する装置を繰り返し若しくは多段にして用いるデータ攪乱装置であって各段が、取り出した入力データをMビットずつのNブロックに分割するデータ分割部と、前記ブロック選択鍵情報に依存して前記N個のブロックから1個以上、N-1個以下のブロックを選択する第1の選択部と、残りブロックを選択する第2の選択部と、前記第1の選択部の出力を入力としてこれらを融合し、Mビットの結果を出力する第1の融合部と、前記第1の融合部のMビットの出力を前記データ攪乱鍵情報を用いて攪乱した上で同じくMビットの出力を行なうF関数部と、前記F関数部の出力を前記第2の選択部の出力の各ブロックに排他的論理和で融合した上で出力する第2の融合部と、前記第1の選択部で選択された入力データに対応する後段への出力を前記入力データそのままとして出力し、前記第2の選択部で選択された入力データに対応する後段への出力を前記第2の融合部の出力データとして出力する出力部を有していることを特徴とするデータ攪乱装置。
IPC (3件):
H04L 9/18 ,  G09C 1/00 ,  H04N 7/167

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