特許
J-GLOBAL ID:200903006759408628

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-184618
公開番号(公開出願番号):特開平5-027782
出願日: 1991年07月24日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 ディジタルフィルタのフィルタ係数の同定の前後における伝達関数の差を所定値と比較することによりシステムの周波数特性の劣化を検出できる能動型騒音制御装置を提供する。【構成】 制御音源及び残留騒音検出手段間の実際の空間伝達関数にモデル化したモデル空間伝達関数を同定する際に(ステップS4〜S6)、前回同定時のモデル空間伝達関数COLD ′と今回同定時のモデル空間伝達関数CNEW ′の差を演算し(ステップS8)、この差の絶対値が第1の閾値X以上(ステップS9)である場合及び第1の閾値X未満で第2の閾値Y以上(ステップS9,S10)であったことの回数が所定回数N0 以上である場合(ステップS14)の少なくとも一方を満足するとき、システム全体の周波数特性が劣化したものと見做す。
請求項(抜粋):
所定音響空間で騒音源から伝達される騒音に制御音源から発生させた制御音を干渉させて両者の残留騒音エネルギを検出する残留騒音検出手段と、前記制御音源と前記残留騒音検出手段との間の電気音響変換系の空間伝達関数に対応するモデル空間伝達関数を含む制御アルゴリズムを用いて前記制御音源に対する駆動信号を形成する制御手段と、前記モデル空間伝達関数を同定する伝達関数同定手段とを備えた能動型騒音制御装置において、前記伝達関数同定手段による同定の前後におけるモデル空間伝達関数の差を算出する伝達関数差算出手段と、伝達関数差算出手段の伝達関数差が予め設定した第1の閾値以上であるときに異常と判断する第1の異常判断手段及び前記伝達関数差算出手段の伝達関数差が予め設定した前記第1の閾値未満で第2の閾値以上となる回数が所定値以上であるとき異常と判断する第2の異常判断手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  B64C 1/40 ,  F01N 1/06

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