特許
J-GLOBAL ID:200903006766325797

ATM交換機のルート切替えによる輻輳制御方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000647
公開番号(公開出願番号):特開平8-191306
出願日: 1995年01月06日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 端末が複数の回線でATMスイッチに接続されているシステムにおいて、トラヒックの偏りによる輻輳を回避する。【構成】 特定の回線が輻輳した場合に、輻輳状態を検出し、検出された回線に割り当てられている全ての論理チャネルの内から空いている論理チャネルを選択し、動的に切り替える。回線切り替えの契機はパケットの区切りとし、またセルの逆転を防ぐために、変更先の回線の出力を一定時間停止する。
請求項(抜粋):
固定長のセル単位に分割された情報をそのヘッダ領域に書かれた情報を元に交換するATM交換機と、前記ATM交換機と複数の回線で接続され受信されたセルを多重する端末よりなるATMスイッチングシステムにおけるATM交換機のルート切替えによる輻輳制御方法において、前記ATM交換機に接続された出力バッファの使用量に従って予め設定可能な規定値をオーバした時に通知信号を発信することにより前記ATM交換機の前記回線の輻輳状態を検出するステップと、回線毎に設定されている全ての論理チャネルを記録する変換テーブルから輻輳が検出された回線に割当てられている全ての論理チャネルの内から任意または特定の論理チャネルの1つを順次選択し、前記変換テーブルの内容に従ってスイッチの出力ポートおよび出力回線でのヘッダの内容を、前記論理チャネルに属するセルの流れの特定の句切りに同期させて書換えるステップと、前記選択された論理チャネルを他の出力回線に割当なおすとともに、新たに割当てられた出力回線へのセルを一定時間出力バッファに蓄えて送出を一定時間停止するステップを有することを特徴とするATM交換機のルート切替えによる輻輳制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00

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