特許
J-GLOBAL ID:200903006766875045
超音波診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282012
公開番号(公開出願番号):特開平10-118063
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 従来の複数方向同時受信やビーム補間では、ビーム間の相関関係の強弱に起因して、診断像に縞模様のむらが発生することがある。【解決手段】 送信回路14は、超音波探触子10に設けられた複数の超音波振動子を電子走査することにより送信ビームを形成する。2つの受信ビーム形成部16、18は、1本の送信ビームに対して2本の受信ビームを形成する。ここで、送受波部12は、走査フレームごとに送受信ビームパターンをシフトし、このシフト幅が送信ビームピッチの半分に設定されている。フレームメモリ22および加算回路24により、走査フレーム間で受信ビームが合成され、合成ビームが画像情報に変換されて表示装置30に表示される。合成ビームは、走査フレームにおける両隣の合成ビームに対して同等の相関関係を有する。
請求項(抜粋):
複数の超音波振動子が配列された超音波探触子と、前記複数の超音波振動子を電子走査して各走査フレームごとに複数の送信ビームを形成し、この送信ビーム形成を所定の送信ビームピッチを有する送信ビームパターンにて行う送信回路と、所定の受信ビームピッチで受信ビームを形成し、各送信ビーム当たり複数の受信ビームを形成する受信回路と、前記受信ビームに基づいて診断像を形成する診断像形成部と、を有し、前記送信回路は、所定の走査フレーム単位ごとに前記送信ビームパターンをシフトし、このシフト幅が、前記受信ビームピッチの整数倍であって前記送信ビームピッチよりも小さいことを特徴とする超音波診断装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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超音波診断装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-156832
出願人:株式会社東芝, 東芝メディカルエンジニアリング株式会社
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特開平4-361740
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