特許
J-GLOBAL ID:200903006768076077

原子炉一次系配管の補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288910
公開番号(公開出願番号):特開平9-133784
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 運転中の原子力発電プラントの放射性核種が付着した配管に対する放射性核種の再付着を抑制する。【解決手段】 原子力発電プラントの一次系配管のうち、放射性核種を含む冷却材を通過させる部分で、かつ線量の上昇してしまった部分を切断し(ステップS2)、除染装置と除染によって生じる放射性廃液を回収する装置を接続してから(ステップS3)当該配管の内表面の除染を行う(ステップS4,5)。続いて当該配管に加熱装置を設置し(ステップS6)、酸素を0.1%以上含む気相中で加熱することにより、厚さが1nmから100nmの緻密な酸化膜を形成させる(ステップS7)。加熱装置と放射性廃液回収装置を撤去した後(ステップS8,9)、配管を復旧する(ステップS10)。これにより放射性核種を含む冷却材が直接配管の金属面に接触するのを防ぐことができ、再使用後の当該表面への放射性核種の付着を抑制することができる。
請求項(抜粋):
原子炉の一次系配管を補修する原子炉一次系配管の補修方法において、運転中の原子力発電プラントの放射性核種が付着した一次系の配管の内面を除染し、その後、酸素を含む気相中で前記配管の内面に酸化膜を形成することを特徴とする原子炉一次系配管の補修方法。
IPC (5件):
G21C 19/02 GDB ,  G21C 19/02 ,  G21C 19/02 GDP ,  G21F 9/28 ZAB ,  G21F 9/28 521
FI (6件):
G21C 19/02 GDB Y ,  G21C 19/02 GDB G ,  G21C 19/02 GDP G ,  G21C 19/02 GDP Y ,  G21F 9/28 ZAB ,  G21F 9/28 521 D

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