特許
J-GLOBAL ID:200903006768395288
ガスタービン発電システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-011671
公開番号(公開出願番号):特開平11-210490
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でNOxの発生を抑制することができ、しかも発電出力と蒸気発生量との大幅な向上を可能とする。【解決手段】 高圧ガスタービン40および低圧ガスタービン42を減速機44で結合して発電機46を駆動し、排熱を熱源として排熱ボイラ48から飽和蒸気を発生させる。高圧燃焼器50では、20kg/cm2 Gの高圧力で都市ガスと空気とを一定条件で燃焼させ、高圧ガスタービン40で8.5kg/m2Gまで膨張させ、低圧燃焼器52に供給する。低圧燃焼器52では、発電量や蒸気の需要に合わせ、必要に応じて飽和蒸気導入も行って、8.5kg/cm2Gの圧力で都市ガスの燃焼を行い、低圧ガスタービン42を駆動し、その排ガスを排熱ボイラ48の熱源として利用する。
請求項(抜粋):
20kg/cm2 G付近の予め定める高圧力のガス燃料を、約950°C付近の予め定める上限温度以下の温度で燃焼させる高圧燃焼器と、高圧燃焼器の燃焼ガスを、8kg/cm2G付近の予め定める低圧力まで膨張させながら回転する高圧ガスタービンと、高圧ガスタービンからの排ガスを用いて燃料を燃焼させる低圧燃焼器と、低圧燃焼器の燃焼ガスを大気圧まで膨張させながら回転する低圧ガスタービンと、低圧ガスタービンによって駆動され、空気を圧縮して低圧燃焼器に供給する前記低圧力まで上昇させる低圧空気圧縮機と、高圧ガスタービンによって駆動され、低圧空気圧縮機によって圧縮された空気を、高圧燃焼器に供給する前記高圧力まで上昇させる高圧空気圧縮機と、低圧ガスタービンからの排ガスを熱源として、前記低圧力付近の圧力で飽和蒸気を発生する排熱ボイラと、高圧ガスタービンおよび低圧ガスタービンの回転出力を減速および結合する減速機と、減速機の回転出力によって駆動される発電機とを含み、高圧燃焼器および高圧ガスタービンが一定条件で作動され、発電出力および蒸気の需要量に応じて、低圧燃焼器の燃焼条件が、低圧ガスタービンの入口温度ガス温度がNOxの発生が抑制されかつ構成部材の許容温度内となる範囲で制御され、発電出力への需要が大きく、蒸気の需要が少ないときには、低圧燃焼器へ排熱ボイラからの飽和蒸気が噴射されることを特徴とするガスタービン発電システム。
IPC (2件):
FI (2件):
F02C 6/18 A
, F02C 9/28 C
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