特許
J-GLOBAL ID:200903006776440233

ケーブルタイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112583
公開番号(公開出願番号):特開平5-133486
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 延伸加工に起因するストラップ部の複数の歯部のピッチのばらつきにかかわらず、ストラップ部を頭部に良好に係止することのできる、ケーブルタイを提供する。【構成】 延伸加工を施したケーブルタイ10は、両面に複数の歯部14を形成したストラップ部12と、それに結合した頭部11とを備える。頭部の内側の横桟部21に揺動自在な爪部19を設け、同じく頭部の内側のこの爪部と向かい合う位置に固定歯部27を設ける。爪部が揺動し、ストラップ部を押圧して固定歯部と係合させることにより、ストラップ部の夫々の面が爪部と固定歯部とに係合する。更に、固定歯部の下方に尖った角部32を設ければ、この角部がストラップ部に喰い込んで近くの歯部と係合することにより、引き抜き力に対する抵抗力を増すことができる。固定歯部の背後に肉抜き部25を設ければ、冷却を容易にすると共に、固定歯部の近傍領域における収縮部の発生を防止できる。
請求項(抜粋):
頭部と、両面に複数の歯部を形成したストラップ部とを備えた、延伸加工を施したケーブルタイにおいて、前記ストラップ部には延伸加工を施してあり、それによって該ストラップ部をその成形したままの状態よりも長く引き伸ばすと共に、前記歯部どうしの間の間隔を、成形したままの状態における間隔よりも長く引き伸ばしてあり、前記頭部は基壁部を有しており、該基壁部は互いに離隔した一対の側壁部に連なっており、前記頭部は更に、ストラップ部差し込み面とストラップ部引き出し面とを有しており、それらストラップ部差し込み面とストラップ部引き出し面との間にストラップ部挿通開口が延在しており、前記基壁部は固定歯部を有しており、該固定歯部は、前記ストラップ部差し込み面とストラップ部引き出し面との中間において前記ストラップ部挿通開口の中へ突出しており、更に、該固定歯部は、前記ストラップ部引き出し面の方を向いた係止面を有しており、前記頭部に揺動自在に設けた爪部を備えており、該爪部は、前記ストラップ部挿通開口の中へ延出した1つの歯部を有しており、該爪部の該歯部は、前記ストラップ部挿通開口の中に挿通されている前記ストラップ部に対して、該ストラップ部挿通開口から該ストラップ部を引き抜こうとする力が加わったときに、該ストラップ部の前記複数の歯部のうちの1つの歯部と係合するように、形成してある、ことを特徴とするケーブルタイ。

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