特許
J-GLOBAL ID:200903006781324608

高延性熱延高張力鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034340
公開番号(公開出願番号):特開平6-228654
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 優れた強度,延性,溶接性,穴拡げ性を兼備した熱延高張力鋼板を容易かつ安定に製造できる手段を確立する。【構成】 C:0.05〜0.25%,Si: 1.0超〜 2.5%,Mn:0.8〜 2.5%,sol.Al:0.10〜 1.0%を含むか、或いは更にCa:0.0002〜0.0100%,Zr:0.01〜0.10%,希土類元素:0.002〜0.10%,Nb:0.005〜0.10%,Ti:0.005〜0.10%,V:0.005〜0.20%の1種以上をも含み残部がFe及び不可避不純物から成る熱延鋼板を、 850°C以上に加熱すると共に、その後の冷却に際し、 650〜 800°Cの温度に15秒〜15分間保持した後、更に 300〜 500°Cの温度に30秒〜40分保持し、次いで空冷或いはそれ以上の冷却速度で室温まで冷却することにより、“体積率で5%以上の残留オ-ステナイトを含んだフェライトとベイナイトが主体の組織”を有した、延性,穴拡げ性に優れる高延性熱延高張力鋼板を得る。
請求項(抜粋):
重量割合にてC:0.05〜0.25%, Si: 1.0超〜 2.5%, Mn: 0.8〜 2.5%,sol.Al:0.10〜 1.0%を含み残部がFe及び不可避不純物から成る熱延鋼板を、850°C以上に加熱すると共に、その後の冷却に際し、650〜800°Cの温度に15秒〜15分間保持した後、更に300〜500°Cの温度に30秒〜40分保持し、次いで空冷或いはそれ以上の冷却速度で室温まで冷却することを特徴とする、体積率で5%以上の残留オ-ステナイトを含むところのフェライトとベイナイトが主体の組織を有した延性と穴拡げに優れる高延性熱延高張力鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06

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