特許
J-GLOBAL ID:200903006786699499

電力変換装置のゲート信号発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210429
公開番号(公開出願番号):特開平9-056177
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【構成】各アームを構成する半導体素子の実際の点弧状態をゲート信号発生回路へフィードバックする手段と、ゲート信号と素子点弧状態を比較しその不一致を検知する手段1と、素子点弧状態の論理の異常を検知する手段2と、ゲート信号の論理の異常を検知する手段3と、検知したこれらの信号を他相のゲート信号発生回路と受け渡しする手段と、自相あるいは他相のゲート信号と素子点弧状態の不一致または素子点弧状態の論理異常またはゲート信号の論理異常が発生した際に全ての素子をオフまたはオンするようにゲート信号指令をマスクする手段と、そのマスク後の信号に対し非ラップ期間及び最小パルス幅を確保する手段52を備える。【効果】PWMインバータ装置またはコンバータ装置で、素子故障及びゲート信号発生回路自身の故障を検知することができ、更にその発生時には直ちに保護動作を行うことができる。
請求項(抜粋):
半導体素子を用いて直流を多相交流に変換、或いはその逆の変換を行う電力変換装置において、PWM制御装置から与えられるゲート信号指令に従って前記各半導体素子の導通状態を制御するゲート信号を発生する論理回路において、前記半導体素子の導通状態をオンまたはオフの二値で制御するゲート信号、及び前記半導体素子の実際の点弧状態をオンまたはオフの二値でゲート信号発生回路と前記各半導体素子のゲート駆動回路の間で伝送する手段と、それぞれの前記半導体素子について、ゲート信号と実際の点弧状態を比較することにより前記半導体素子の故障を検知するゲート信号・素子点弧状態不一致検知手段と、前記各半導体素子の点弧状態の論理の組み合わせを監視することにより前記半導体素子の故障を検知する素子点弧状態論理異常検知手段と、前記ゲート信号発生回路の出力である前記各半導体素子のゲート信号の論理の組み合わせを監視することにより前記ゲート信号発生回路の故障を検知するゲート信号論理異常検知手段と、ゲート信号指令を入力とし、前記各故障検知の結果を参照して故障発生時には全ての前記半導体素子をオフまたはオンとするようにゲート信号指令をマスクすることにより保護動作を行う故障時保護論理設定手段と、前記故障時保護論理設定手段の出力に対し、非ラップ期間及び最小パルス幅を確保するゲート信号合理性確保手段を備えたことを特徴とする電力変換装置のゲート信号発生回路。
IPC (4件):
H02M 7/537 ,  H02M 1/00 ,  H02M 1/08 ,  H02M 7/48
FI (4件):
H02M 7/537 C ,  H02M 1/00 H ,  H02M 1/08 A ,  H02M 7/48 H

前のページに戻る