特許
J-GLOBAL ID:200903006793165483

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-251150
公開番号(公開出願番号):特開平6-098886
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 X線CT装置においては被検体内部に金属等のX線高吸収体が混入した場合、再構成画像上にメタルアーチファクトと呼ばれる強いストリーク状アーチファクトが発生し臨床診断上の妨げになる場合がある。本発明はこのメタルアーチファクトを低減することを目的とした。【構成】 本発明の構成は、再構成画像上から関心領域を設定し、その関心領域に対応した領域設定手段と、設定された領域を移動平均処理する移動平均処理手段と、移動平均処理した投影データを再構成する再構成処理手段と、からなっている。【効果】 本手法は補正領域を限定して単純な移動平均処理で補正し、処理自体がデータの連続性を保ってメタルピークを抑制するため補正による画像の劣化が少なくメタルアーチファクトを短時間で低減することができた。
請求項(抜粋):
再構成画像上でメタルアーチファクトの発生要因となる被検体内の金属に関する関心領域を設定し、その関心領域に相当する投影データ上の処理対象領域を算出し記憶する領域設定手段と、この投影データ上の処理対象領域内を移動平均処理により投影データを置き換える移動平均処理手段と、この投影データを再構成する手段と、より成るX線CT装置。

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